民家の魅力 - 住まい手の声 -

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2009年2月 7日 (土)

仲間とともに自然の恵みを楽しむ日々

山の中に大きな古民家ができて珍しいのと懐かしいのとで、来客の多いこと。しかも何度も来る方が結構います。何より「落ち着く」と言ってくれます。孫たちも喜んで来てくれます。「誰でもこの空間を楽しんでくれればいいな」と話し合っています。

古民家はやはり山里が似合います。自然の中での暮らしは実に楽しいことが溢れています。
現職の頃から私は自然素材での紙漉きをしており、山桑、藁、フキなどで紙を漉いています。修学旅行生の宿泊体験に取り入れたりもしています。さらに、素材を砕くために脇の川に水車小屋を造りたい、炭焼きもしたいと夢はふくらむばかりです。
カミさんは当初「あんな山の中に」と言っていましたけれど、いざ仲間と来てみると、楽しいことの多いことに驚いたようです。

都会では見られない花々がたくさん咲いています。家のまわりでもカタクリやシラネアオイが見られます。今では花の図鑑が付箋だらけになり、庭にもたくさんの山野草が咲くようになりました。
6月のころニホンミツバチの分蜂があり、もともと興味があったので蜂の飼育もしてみました。秋には無事においしい天然の蜂蜜を収穫しました。
また、集落の倒れた神社の鳥居の再建作業をひょんなことから頼まれ、山から太さ60センチもある栗の木を切り出し、チェンソーで削りました。色も塗り、なんとかみんなで建てることができました。2年がかりの大仕事でした。

「退職後の古民家暮らしはいいよ」と友人に勧めています。

相澤征雄さん(岩手県・友の会会員・『民家』64号「夢をかなえて」より)

Yumeirori