民家の店・宿

2015年4月14日 (火)

広島/カフェ「ろんでんcafe」

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■下山事件の門田判事の生家をカフェに
福山駅から車で約 30 分、熊野水 源池の桜林の手前にあるこの古民 家は、山里の隠れ家カフェとして 地元や県外からファンが集まります。今年でオープンから8周年を 迎えました。緑のなかで、看板ネコちゃんと一緒に、ゆったりおい しいコーヒーが楽しめます。

2_3豪快なおまかせランチ
メインメニューのおかませランチ(1,500 円)は、2 日前までに要予約。魚や野菜など、旬の素材を使った 3 〜 5 品の創作料理にデザートや飲み物も付いて大満足です。重厚な手作りの器で豪快に供してくださいます。 もちろんカフェだけのお客様も歓迎。400 円で、おかわり 自由のコーヒーがたっぷり楽しめます。手作りの本日のケー キ(400 円)もおいしいですよ。

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■古布や和家具、器も販売
店内には、素敵な和の家具や小物、古布や手作りの備前焼の器などもおしゃれに飾られ、販売されています。インテリアの参考になるヒントもいっぱいです。
 お客さんが少ないときには、 奥様がチクチク針仕事をされる姿が見られ、手芸談義に花 が咲き、お客様同士が初対面ですっかり仲良くなることも。 DIYが得意なご主人に、いろいろなモノの作り方を聞いてみ るのも楽しいひとときです。「てきとうに、いいかげんでい いんだよ、なせばなるって」と、にやりと笑って励ましてく ださいます。 古民家や和布好きな方はもちろん、古い家に悩まれている方や、カフェを開いてみたい方なども、ぜひ気軽に足を 運んでみてください。

場所 広島県福山市熊野町甲 560
交通 福山駅より車で 30 分 ぬまくま道の駅より車で 15分
問い合せ 電話:084-959-1501
メニュー おまかせランチ 1,500 円(要予約)、サンドイッチ やリゾット、
ハヤシライスなど 800 円前後、コー ヒー 400 円(おかわり自由 )など
営業時間 11:00〜17:00
定休日 日曜日、月曜日

(取材:広島県・正会員 黒木香苗 )

2013年7月12日 (金)

広島/茶房「ゆかり」

Photo■美しい町並みの中に
 江戸中期から明治にかけて建てられた建物の町並みが美しい竹原市竹原地区(伝統的建造物保存地 区)。その中央あたりに蔵を再生し茶房ゆかりがある。その場所は頼山陽(『日本外史』の著者)の叔父にあたる頼春風の別宅であったが、その一部を店主の父親が買い取っていた。娘さんの店主が6 年前に物置同然であった蔵を再生して開店したという。 Photo_2  大小のテーブルとカウンター席のほか囲炉裏のある和室があり、20人は十分入れる。椅子席のほうは天井が高く、開放的な雰囲気だ。店内には季節の花木がたっぷりと活けられている。2階部分は展示室になっていて、店主の収集品や季節の行事に合わせた飾り付けがあり、楽しい空間だ。

Photo_4■手作りの茶菓がセンス良く
いちばん人気のイチゴ大福付きコーヒーセットを注文したら、赤い花のついたツバキの小枝が添えられていて心遣いに感激した。日替わりランチは、その日はハンバーグ。メニューのすべてが手作りという。したがって、営業は金土日のみ。
 いまアニメの「たまゆら」がNHK広島で放映されていて、若者の人気を集めている。舞台がこの竹原地区で、ゆかりも登場する。女主人公は地元高校の1年生。土日には多くの若い男性ファンが竹原を訪れ、ゆかりにも行列ができるという。
 竹原は江戸時代に製塩業で栄えた町。試飲のできる酒蔵や由緒あるお寺などもあり、散策を楽しんだ後、この蔵を再生した茶房に立ち寄ってみてはいかが。

場所 広島県竹原市本町3-7-20 
交通 JR竹原駅より徒歩15分
問い合せ 電話: 0846-22-0122
料金 コーヒーセット、抹茶セット700円 コーヒー400円、ぜんざい500円
 日替わりランチ1,000~ 1,250円
営業時間 11:00~17:00
営業日 金・土・日曜日のみ
情報提供 『民家』86号 (取材:写真 東京都・正会員 清沢和弘)

2010年7月 7日 (水)

広島・広島市/カフェ&花の教室「くらら」

_edited■山里の小径に迷い込んだような空間
 広島市の中心から電車で15 分、今は住宅地に囲まれているが、かつての農家の屋敷が憩いの空間に生まれ変わっている。築100 年の主屋は座敷部分がカフェと茶室に、土間部分がお花の教室に、築80 年の、当時としては珍しい鉄筋コンクリート造の蔵はギャラリーに。そして広い屋敷には山里の小径のような散策路が設けられ、雑木や自然の草花を楽しむことができる。
 オーナーの久留島律子さんは、子どもの頃はこの農家で育った。当時の暮らしの雰囲気を生かして建物と屋敷を残したいと考え、改修・改装をして6 年前に開店した。
 主屋の玄関引き戸を開け、薄暗い、蛇行した土間の通路を見た瞬間に、多くの訪問者は幼少期の原体験が蘇ってくるとう。「雲がたなびくように」という久留島さんのコンセプトでデザインされた室内は、小舞をあらわに見せた壁面、センスのよい伝統の建具、要所に配置された月のマークなど、心地よい。

■地域の文化サロンとして
 カフェは、緑を眺めながら流れる時間をゆっくりと過ごしてもらえればと、コーヒーとケーキセットのみ。
 ギャラリーは、カフェを訪れるお客さんに楽しんでもらうため利用料は格安。陶芸作品や骨董品の展示即売、フラワーアレンジメントの作品展に利用されている。
 花の教室は、久留島さんと娘さんが先生を務める。

■ガイド
場所広島市安佐南区大町東3-16-33
交通JR可部線大町駅またはアストラムライン(モノレール)大町駅より徒歩10分     山陽自動車道広島インターより車で10分
電話082-879-0011
メニユーコーヒー350円、ケーキセット750円
営業時間12:00~17:00
定休日日曜・祝日と月曜日
情報提供『民家』73号 (広島県・正会員 山口裕二)