民家の店・宿

2013年4月26日 (金)

沖縄/ウイークリー古民家間貸し「Le Lotus Bleu」

Maison2_3■石垣島の珊瑚礁の海まで150mに建つ飛騨高山の古民家
 北半球最大といわれるアオサンゴの群落で有名な石垣島の白しら保ほに、飛騨高山から約30年前に移築された築100 年以上と推定される古民家があります。石垣と赤瓦の家が立ち並ぶなか、白と黒の異色の建物が不思議に溶け込んでいます。
 以前は工芸館として使われていたその建物を、私とフランス人の夫がリフォームし、2012年7月からウィークリー間貸し「Le LotusBleu(ル・ロチュス・ブルー)」をオープンしました。2階にはさまざまな大きさの6部屋があり、各部屋にはトイレ、シャワーを完備。1階にはフリースペースと、予約制で多国籍ヘルシー料理を楽しめる食堂があります。
 青い海まで歩いて1分。ゆったりと島時間を楽しむもよし。ここを拠点に離島巡りをするもよし。

56462_292525174193221_1124942645__2■癒し、学び、つながりの場として活用
 1階のフリースペースでは、こども美術教室などの1日講座や、2 週間滞在のパーマカルチャー塾をこれまでに開催しました。家族連れやグループなど、定員30 名程度で貸切にでき、研修や講座に最適です。島の住人と、国内外からの旅行者のつながる場所として、開放的な古民家で共有する時間は忘れられない経験に……。FaceBookでも、日々の様子や講座などを情報発信しています。

場所 沖縄県石垣市白保148  
交通 石垣新空港より車で10分
問い合せ電話:0980-86-7900
E-mail:info@lelotusbleu.asia
HP:www.lelotusbleu.asia
FB:www.facebook.com/lelotusbleuishigaki
料金 一週間一部屋あたり(4人部屋) ハイシーズン63,000円から(食事含まず)
営業不定休
情報提供『民家』85号 取材・写真 (沖縄県・友の会会員 奥谷麻依子)

2009年7月12日 (日)

沖縄・国頭群/コテージ「CANAC(キャナック)」

Canac

■1世紀以上前の赤瓦民家

築百年以上という貴重な木造赤瓦民家を、1992年に 今帰仁 なきじん大工の手によって 安波 あは集落から移築再生した宿。木材は皮付丸太の垂木までできる限り再利用し、瓦はもともとの古瓦を8割使い、残りは古瓦をオーナーご家族で探し回って集められたそうです。
間取りは、 表座 おもてざと呼ばれる4畳半の和室が2部屋、裏座に4畳半と6畳が2部屋あり、ほかにキッチン、バスルーム、トイレがあります。塀で囲まれた庭の一角には屋根付のバーベキューハウスがあります。風呂はゆっくりと入れるジェットバスになっています。

■アマハジでユンタクを

外観を特徴づける「アマハジ(雨端)」と呼ばれる深い軒下空間があります。この深さと高さの関係は季節ごとの太陽高度に適応しているようです。寒い時期にはいい具合に暖かな日差しが差し込み、逆に暑い時分には影を落として壁面と室内への日射量を低減しています。このアマハジ空間はユンタク(おしゃべり)や軽作業などにちょうどよく、内外の緩やかなつながりを生む半屋外空間になっています。開口部が多いため、影の深い外観とは逆に室内は明るく開放的です。
訪れたのは気温と湿気が高く日射の強い日でしたが、建物内に入ると「ス~ッ」と汗が引きました。木の調湿性と程よい換気によるものでしょう。沖縄の気候に適した、昔ながらの家の環境性能をぜひ確かめてほしいと思います。

場所沖縄県国頭郡本部町字渡久地286-8
交通渡久地十字路から徒歩15分
電話/FAX/URL0980-47-2233  http://www.geocities.jp/canac_okinawa_motobu/
宿泊料金1泊(1棟6名まで同料金)
オフシーズン 26,250円、オンシーズン 31,500円、ハイシーズン 36,750円
営業日年中無休(要予約)
情報提供『民家』62号 友の会会員・下地洋平