東京・立川市/パン工房「ゼルコバ」
今ここにあるものを大切に使う
店の名前の「ゼルコバ」とはケヤキの意味で、店は旧五日市街道のケヤキ並木が残る屋敷林の少し奥にあります。街道からの入り口には木の板に手書きの看板、店までのアプローチは野草が植えられた緑陰の小道が続きます。大正時代の建物は、養蚕のための作業場を店として使えるように少しずつ手を入れながら改装しています。丸太梁のとぶ高い天井は、ほどよい明るさを造り出しています。入り口前のカフェテラスでは、自然の風を感じながら、自家製スープやコーヒーとともにパンを味わうこともできます。
家族で作る無農薬の野菜をパンの材料に
農業を営むパン好きの奥さんの「自分の畑で採れた野菜を材料にしたパンを作りたい」という夢から始めたこの店は、パンの材料も建物も「今ここにあるものを大切に」という思いが感じられます。働いているスタッフも含めてすべてが自然で素朴な工房です。
パンは、国産小麦に天然酵母と天然塩を用いて溶岩窯で焼きます。これぞ田舎パンと言える素朴なパンです。皮はパリッ中はモチッとして、噛みしめるほど深い味わい。いろいろな根菜やクルミ、ドライフルーツがたっぷり入ったカンパーニュ(田舎パン)がいちおしです。
| 場所 | 東京都立川市西砂町5-6-2 |
|---|---|
| 交通 | 西武拝島線西武立川駅から徒歩20分。JR昭島駅北口からバス「西砂殿ガ谷」バス停下車。駐車場あり(台数に限りあり) |
| 電話 | 042-560-4544 |
| メニユー | ふすまパン120円、バケット400円、自家製酵母さんのカンパーニュ(量り売り)、季節のパンほか。ソフトドリンクもあり |
| 営業時間 | 10:00〜17:00(パンは売れ切れ時に終了) 定休日:火曜・水曜・木曜 |
| 情報提供 | 『民家』74号(東京都・正会員 新居誠之) |






