民家の店・宿

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2014年7月 4日 (金)

滋賀/料亭 「豆信」

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■歴史ある古い町なみ「大津百町」のなかにある老舗料亭
旧東海道五十三次の京へ上る最後の宿場として、また、琵琶湖の水運を利用した港として大いに栄えた宿場町大津は、「大津百ひゃく町ちょう」といわれるほどの繁栄ぶりであった。
「大津百町」の中心市街地には、今でもあちらこちらにその面影が残っており、現在でも1500軒近い町家が残っている。近年、大きく変わりつつある「大津百町」を守り、残していこうとする活動が盛んである。
そのような歴史ある「大津百町」のなかにある料亭「豆信」は、外観室内とも随所に当時の面影を残している。国の登録有形文化財にも登録されており、大津では大変希少価値の高い建物である。

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■百年建築で味わう会席料理
 「豆信」は、大正期に料亭旅館として建てられたが、現在は、旅館業を廃業し、料亭のみで営業している。鯉やニゴロブナ、鮎などの湖魚を中心とした会席料理を、静寂が漂う坪庭が眺められる座敷で、ゆっくりとくつろいで味わうことができる。
高級料亭として、昼夜ともに1日2組限り(1階と2階各1組)の予約制にしている。特に2階は、おのおのに立派な床の間をもつ二間続きの大広間(22畳)であるにもかかわらず、ここには、昼1組、夜1組の客しか入れないとのこと。
「豆信」でいただく会席料理は、器とともに絶品であるが、なかでもとくに近江琵琶湖の味を堪能させてくれるのが、味噌汁仕立ての鮒ずしである。鮒ずし独特の匂いが苦手な人は多いが、味噌汁仕立てにすることにより、ほどよくその匂いは抑えられている。湖国近江を訪れたら、ぜひ味わっていただきたい一品である。

場所 滋賀県大津市長等3丁目3 –26
交通 京阪電車石山坂本線三井寺駅から徒歩3分
問い合せ 電話:077-524-2410
料金 会席:5,400円~ 松花堂弁当 :3,780円~
営業時間 11:00~ 21:00(要予約)
定休日 不定休  不定休)(8月14日~16日休 12月28日~翌年1月4日休

(取材:滋賀県・友の会会員 道本裕忠)