民家の店・宿

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2013年7月12日 (金)

広島/茶房「ゆかり」

Photo■美しい町並みの中に
 江戸中期から明治にかけて建てられた建物の町並みが美しい竹原市竹原地区(伝統的建造物保存地 区)。その中央あたりに蔵を再生し茶房ゆかりがある。その場所は頼山陽(『日本外史』の著者)の叔父にあたる頼春風の別宅であったが、その一部を店主の父親が買い取っていた。娘さんの店主が6 年前に物置同然であった蔵を再生して開店したという。 Photo_2  大小のテーブルとカウンター席のほか囲炉裏のある和室があり、20人は十分入れる。椅子席のほうは天井が高く、開放的な雰囲気だ。店内には季節の花木がたっぷりと活けられている。2階部分は展示室になっていて、店主の収集品や季節の行事に合わせた飾り付けがあり、楽しい空間だ。

Photo_4■手作りの茶菓がセンス良く
いちばん人気のイチゴ大福付きコーヒーセットを注文したら、赤い花のついたツバキの小枝が添えられていて心遣いに感激した。日替わりランチは、その日はハンバーグ。メニューのすべてが手作りという。したがって、営業は金土日のみ。
 いまアニメの「たまゆら」がNHK広島で放映されていて、若者の人気を集めている。舞台がこの竹原地区で、ゆかりも登場する。女主人公は地元高校の1年生。土日には多くの若い男性ファンが竹原を訪れ、ゆかりにも行列ができるという。
 竹原は江戸時代に製塩業で栄えた町。試飲のできる酒蔵や由緒あるお寺などもあり、散策を楽しんだ後、この蔵を再生した茶房に立ち寄ってみてはいかが。

場所 広島県竹原市本町3-7-20 
交通 JR竹原駅より徒歩15分
問い合せ 電話: 0846-22-0122
料金 コーヒーセット、抹茶セット700円 コーヒー400円、ぜんざい500円
 日替わりランチ1,000~ 1,250円
営業時間 11:00~17:00
営業日 金・土・日曜日のみ
情報提供 『民家』86号 (取材:写真 東京都・正会員 清沢和弘)