広島・広島市/カフェ&花の教室「くらら」
■山里の小径に迷い込んだような空間
広島市の中心から電車で15 分、今は住宅地に囲まれているが、かつての農家の屋敷が憩いの空間に生まれ変わっている。築100 年の主屋は座敷部分がカフェと茶室に、土間部分がお花の教室に、築80 年の、当時としては珍しい鉄筋コンクリート造の蔵はギャラリーに。そして広い屋敷には山里の小径のような散策路が設けられ、雑木や自然の草花を楽しむことができる。
オーナーの久留島律子さんは、子どもの頃はこの農家で育った。当時の暮らしの雰囲気を生かして建物と屋敷を残したいと考え、改修・改装をして6 年前に開店した。
主屋の玄関引き戸を開け、薄暗い、蛇行した土間の通路を見た瞬間に、多くの訪問者は幼少期の原体験が蘇ってくるとう。「雲がたなびくように」という久留島さんのコンセプトでデザインされた室内は、小舞をあらわに見せた壁面、センスのよい伝統の建具、要所に配置された月のマークなど、心地よい。
■地域の文化サロンとして
カフェは、緑を眺めながら流れる時間をゆっくりと過ごしてもらえればと、コーヒーとケーキセットのみ。
ギャラリーは、カフェを訪れるお客さんに楽しんでもらうため利用料は格安。陶芸作品や骨董品の展示即売、フラワーアレンジメントの作品展に利用されている。
花の教室は、久留島さんと娘さんが先生を務める。
| 場所 | 広島市安佐南区大町東3-16-33 |
|---|---|
| 交通 | JR可部線大町駅またはアストラムライン(モノレール)大町駅より徒歩10分 山陽自動車道広島インターより車で10分 |
| 電話 | 082-879-0011 |
| メニユー | コーヒー350円、ケーキセット750円 |
| 営業時間 | 12:00~17:00 |
| 定休日 | 日曜・祝日と月曜日 |
| 情報提供 | 『民家』73号 (広島県・正会員 山口裕二) |




