民家の店・宿

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2009年7月 3日 (金)

宮城・登米市/うなぎ割烹「東海亭」

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■ 山形の米蔵を移築して店舗に

「東海亭」は登米(とめ)市登米(とよま)町の北上川畔にあり、1875(明治8)年創業の老舗です。蔵を移築再生して2006年10月に新装開店しました。外観は、漆喰壁の白と杉板張りの黒のコントラストが美しく、どっしりとした構え。5×7.5間の2階建てで、中に入れば、蔵ならではの豊富な木使いです。ケヤキの大黒柱1尺2寸角、3尺間隔に栗材の柱が立ち、天井の梁も迫力があります。歴史と今日の合作とも言うべき仕事振りに感嘆させられます。元は山形県鶴岡市にあった米蔵で、明治の建築。ご主人の「登米の街並みを大切にしたい」という願いで、場所を移して新しい役目を担うことになりました。
2階の客間からは雄大な北上川の風景が眺められます。とりわけ春の河畔の桜は絶景です。


■ 柔らかくふっくらとしておいしい

身の厚いうなぎを白焼きにして蒸し、歴史を重ねた秘伝のタレで香ばしく焼き上げます。柔らかくふっくらとしておいしい。7~10月の期間限定で、北上川の天然うなぎを食べることもできます。(前日までに要予約)

場所宮城県登米市登米町寺池九日町
電話0220-52-2023
交通JR仙台駅から東日本急行高速バス「とよま総合支所行」で1時間35分。
「とよま明治村」下車、徒歩7分
メニューおすすめは「うなぎ2段重ね」2700円、天然うなぎのうな重セット3000円
営業時間11~14時、17~19時
定休日第1、3月曜日(祝日の場合は翌日)
周辺情報登米町は伊達一門の城下町で、明治の一時期、旧水沢県の県庁が置かれていたため、町内には武家屋敷、旧水沢県庁、旧登米警察署など多くの重要文化遺産があり、「みやぎの明治村」と呼ばれています。なかでも旧登米高等尋常小学校校舎(現在、教育資料館)は明治期の擬洋風建築で、和洋がよく調和し、明治の学校建築の特色を残していることで全国的に知られています。
情報提供『民家』58号 正会員・佐藤丈美