イベント報告

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。

2017年7月 1日 (土)

群馬 /空き家活用 民泊田舎暮らし 物件見学・民泊新法説明相談会

4月22日㈯ 民家再生推進委員会
群馬県安中市
参加:9名

Photo_6 八重桜が咲く中、安中市内の物件見学と民泊新法の説明相談会が開催されました。説明相談会は、民家を現地再生して民泊を運営しているサイモン・ブラウニング邸で行われました。民泊の需要や可能性についての講義や、ブラウニングさんから民泊の経験談があり、充実した内容でした。  安中市は蚕農家が多く、峠の宿場町でもあっことから、昔は経済循環の豊かな町で、現在残る多くの建物のはその頃から時間が止まっているかのようにも見受けられます。住宅宿泊事業法(民泊新法)はこのような町に眠る民家を再活用するに適した方法に思えます。 ( 新井和勝)

東京 /クラウドファンディング入門講座

4月15日㈯ 民家活用部会
東京都杉並区
参加:25名

Photo_5 西荻窪駅から会場までの道のりは、杉並たてもの応援団の田村公一さんの解説で、歴史的建造物を眺めながら散策を楽しみました。会場となった昭和8年築「一欅庵(いっきょあん)」は、数寄屋建築の要素を多く採用しつつ玄関脇にマントルピースを備えた応接間が付属する、和風主体の和洋折衷住宅です。「クラウドファンディング入門講座」講師の北山憲太郎さんには、語源から、しくみ、各プレイヤーの違い、実践方法まで詳しく教えていただきました。今後のJMRAプロジェクトにも活かせる有意義な講座でした。 (瀬口世津子)

高知 /〈日本建築研鑽会〉 重文民家修復現場見学と民家再生による町おこし

3月4日㈯〜5日㈰ 民家再生推進委員会
高知県香美市、佐川町
参加:11名

Photo_4 研鑽会が、地元高知で行われるということで、大学4年の娘を誘って参加しました。去年のイベントでお会いした方にも再会できて、うれしかったです。赤岡町の赤レンガ商家と、香美市山北の重要文化財安岡家住宅の保存、修理について、それぞれ詳しい話をうかがいました。「建物の再生」だけでなく「再び生かす」ことへの難しさを感じました。懇親会では、楽しいおしゃべりと、たっぷりのお酒をいただきました。  翌日のオプショナルツアーでは、佐川町へ。酒蔵の町並みや、重要文化財竹村家の見学など、風情を楽しむ散策でした。改めて高知の文化や歴史に触れる楽しい2日間でした。 ( 竹内丈子)

山梨/ 〈民家の学校〉 民家を生かす

5月13日㈯〜14日㈰
山梨県笛吹市、甲州市
参加:30名

Photo_3 民家再生の原点を探る初の合宿講座。初日は笛吹市芦川集落と甲州市上条集落を訪問。住民の方々のお話を伺い、集落を散策し集落間の違いの原因を考えてみました。2日目はまず現地再生の甲州民家を訪問し、住み手から再生の現実を教えていただきました。午後は大工手道具の技を今に伝える雨宮棟梁の講話と実演に加え、私ちも原始的な手道具を体験しました。  家作りの原点を生活、道具から解き、人間の原点まで世界観を広げ、脳を刺激する大変濃厚な2日間となりました。(楊せい)

東京/〈民家の学校〉 民家の原点

4月2日㈰
東京都豊島区 自由学園明日館
参加:29名

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 「民家の学校」18期が始まりました。班ごとの自己紹介から始まり、「それぞ れの民家とは?」を共有しました。  講師は16期修了生で伝統構法建築を実践されている建築士の赤川真理さんでした。民家の「歴史」から「かたち」まで専門的な内容をわかりやすくご説明いただき、今後のよい基礎ができました。  校長の真摯なお話や仲間と民家について共有することで視野が広がり、みんなで学ぶ面白さを改めて感じた1日でした。 (曽我映理子)

2017年4月 1日 (土)

奈良 /近畿地区全体集会と 御 所 まちなみ散策

2月25日㈯ 近畿地区運営委員会
奈良県御所市
参加:イベントA14名、イベントB16名

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 御所のまちなみを案内していただいた不動産経営者のTさんは、建物や土地の売買だけでなく、まちづくりに率先して動いておられ、歴史や建物のことも話してくださいました。  御所の東にある柏原という村は瓦産業の盛んな所で、瓦にある屋号の刻印を探しながらの散策も楽しかったです。まちの入口には高札場という木札が掲げられており、おもてなしの志や火事のことなども書かれ、町をみんなで大切にされていると感じました。立派なお屋敷が盛り沢山の見学会でした。またゆっく りと訪れたいと思います。桜の時期もきれいだろうなぁ……。 (信井接子)

千葉/ 古民家改修完成 お披露目見学会

1月22日㈰ 国際交流部会
千葉県長生郡長南町
参加:28名

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 房総半島の付け根、東京湾と太平洋のほぼ中央にある高橋邸は、まず昭和の増築部分を直して住み、初めからやり方は決めず少しずつ作りあげるユニークな手法で、レストラン兼多目的空間の民家に再生させた。家の四周に溝を掘り割れ瓦・ヤクルト瓶を埋めて水はけを改良。炭もまく。造園の発想で建物を優しく守る。ベタ基礎にせず独立基礎を作り直し、土間は三和土、壁は土壁。まさに呼吸する家だ。今後、長屋門再生の着手にも意欲をみせる。自分は長く生き続ける建物の一時期に関わるだけ。「サグラダ高橋家ですかね」と笑う高橋さんの謙虚な姿に心うたれた。 (藤原和行)

東京 /注連飾りを稲の藁から作ろう

12月17日㈯ 文化企画部会
東京都目黒区
参加:21名

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祐天寺駅近くの平塚幼稚園をお借りして行う年末恒例の注連飾り作り。風なく晴れて屋外作業に最適の日和でした。園庭の中央にのびのびと見事な枝を張った樹齢100年以上のクスノキの大木の下にシートを敷いて作業。
 参加者のほとんどは注連飾りを作ったことがなく、講師の相子芳也さん(JMRA会員)が丁寧に作り方の説明をしました。藁うち道具の砧(きぬた)などの道具は園で拝借。藁は園児たちが栽培したコメの藁を譲っていただきました。四苦八苦しながら作るかと思っていましたが、あに図らんや、みなさん淡々と作業して、でき栄えが結構素敵でした。皆さん満足しているようでした。 ( 新居誠之)

埼玉 /民家再生現場見学

12月11日㈰ 民家再生技術部会
埼玉県蓮田市
参加:9名

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明治19年に建てられた民家の再生工事がついに完成し、見学会が行われました。瓦屋根の風情ある門をくぐると、目の前に土蔵と真新しい下見板張りの主屋が現れます。幾度かの増改築がなされている主屋は、今回の工事では単に快適性を追求するのではなく、先祖から続く歴史を極力残し活用することにこ だわっています。限界耐力計算による伝統構法の軸組の保全、階段や竿縁天井、欄間や丸太梁など、丁寧に大切に再生されていました。
 帰り道、裏通りへと回り、畑越しに「民家」を望むと100年以上前から変わらぬ風景がそこにありました。 (田中寛人)

福岡 /熊本地震を経て、みんなで考えよう! これからの民家再生

12月10日㈯
九州沖縄地区 福岡県福岡市博多区
参加:27名

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 前半は、熊本県立大学環境共生学部教授の北原昭男先生より「熊本地震を受けて〜木造住宅の被害状況と対策について〜」の講演。後半は、宮本繁雄さん(JMRA会員)、被災地熊本から田口太さん、コーディネーターの古川亮さん(JMRA会員)が交わり座談会。4者は震災前から顔を合わせる機会の多い仲ということで、いい意味でとても緩い、ざっくばらんな雰囲気。会場からの質問に応える形式で、土壁の補強の有効なやり方は?軟弱地盤はどうしたらいいか?など、かなり実情を垣間見られる興味深い話ばかり。まだ続きが聞きたい座談会でした。 ( 月成かや)

東京 / 〈民家の学校〉 修了式

12月4日㈰
東京都豊島区 自由学園明日館
参加:38名

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1年の早さに驚きながら、自由学園明日館で迎えた最終講座と修了式。
最終講座では、15期の野崎林太郎さん、13期の曽我部広和さん、うららさんご夫妻、徳島神山塾に携わっている穴井裕介さんをお迎えし、セッション形式で三人三様の民家との関わりをお話しいただきました。
そのあとは、みんなの「やりたいこと」ワークショップ。みんなの想いの点を線 にしようという試みです。
最後までスタッフと受講生が和気あいあいとした楽しい講座で、17期の学校は幕を閉じました。 ( 古山敦子)

2016年12月 1日 (木)

千葉 /民家再生現場見学会

12月1日㈭ 民家再生技術部会
千葉県千葉市緑区
参加:18名

Photo_9 築143年、50坪の大屋根構造の民家再生現場で、ほぼ完成見学会でした。同敷地には現在でも長屋門が建つ上層農家です。設計は西本建築事務所・施工は保川建設(ともにJMRA会員)で、主に設計者からの説明がありました。本体は曳家をしたうえで地盤の柱状改良をし、べた基礎を打ち、躯体を戻すという理 想的な民家再生でした。間仕切位置を変え、床書院を移設するなど、随所に高い技術力を感じさせる仕上げになっていました。鉄板瓦カバーの茅葺屋根は撤去して和小屋組を残して和瓦2段葺き、外壁は漆喰塗で雨がかりは下見板張りとコントラストの美しい建物となっていました。 (上田 穣)

2016年11月26日 (土)

群馬/ 安中市 空き家活用 現地再生用物件見学会

11月26日㈯ 民家再生推進委員会
群馬県安中市
参加:12名

Photo_8 安中市にある古民家を巡るツアーに参加しました。残存する伝統的な養蚕民家は、切妻屋根で、いわゆる「いぶし飼い」(蚕室内に火を起こして煙で充満させる)のための排煙機能をもつ突出部があり、前面ファサードは連続した精巧な木造の建具が特徴の建物でした。  ツアー最後には、養蚕民家を活用し、自らのライフスタイルに順応させた暮らしを実践されている方を訪問。今後の空き家問題や生活の仕方の可能性を見直す、よい機会を得られました。  初参加でしたが、親切な皆さまに恵まれ、有意義な一日を過ごせたことに感謝しております。 (岩田慧一)

2016年11月 6日 (日)

埼玉 /〈民家の学校〉 民家と地域

11月6日㈰
埼玉県秩父市大滝
参加:35名

Photo_4 訪れたのは秩父地方最奥の山里にある栃本地区。地元の方々から一人ひとりに手作りのお手玉の贈り物。色とりどりの絵柄に懐かしさと温かみを感じました。急斜面を登りついた栃本会館では農業・狩猟・炭焼きなど山里の暮らしや歴史のお話、地域おこし協力隊を経て昨年空き古民家に移住された方の体験談、急斜面を開墾しブドウ栽培をはじめたグループの活動報告、などを通じて地域への思いをうかがいました。昼食の熊汁とつきたての栃餅がおいしく、山の恵みとおもてなしの心に感謝。秋晴れの空のもと往還道をたどり山々の紅葉を愛で、移住後の古民家やブドウ畑も見学させていただくなど、充実した1日となりました。( 茂木一成)

2016年10月16日 (日)

滋賀/五個荘金堂地区と 近江商人屋敷見学

10月16日㈰ 近畿地区運営委員会
滋賀県東近江市
参加:12名

Photo_7 晴天にも恵まれ、水路や舟板塀、土蔵、白壁、カワト(川面に通じる階段)のある五個荘金堂の町並みを興味深く見学する ことができました。五個荘商人の本宅では、内部の空間と共に座敷から見える庭がとても映えていました。細部の設えからも近江商人の思想と生活を垣間見ることができました。また、近江商人の旧家を再生したMさん宅をご厚意で見学させていただきました。積極的に説明してくださるMさんのお言葉と姿勢に、住まいと生活に対する愛着と楽しさを感じました。民家再生や民家での生活を楽しみながら行うおおらかな姿勢は、とても大切だと思います。 ( 山本光良)

2016年10月10日 (月)

佐賀/ 酒井田柿右衛門邸 見学会

10月10日(月・祝) 九州沖縄地区運営委員会
佐賀県西松浦郡有田町
参加:64名

Photo_6 有田焼の窯元、酒井田柿右衛門邸の主屋(築250年)の修復工事が完成し、見学会が行われた。修復を担当した夢木香の松尾進さん(JMRA会員)による説明があった。湿気を防ぐため一部布基礎としたが、大部分は元の石場立て。柱の根継ぎは伝統工法を用い、金物は一切使用していない。建物の半分は元の姿 に修復、倉庫として使われていた半分は住空間として再生。「建具は特殊なサイズが必要だったが、たまたま別のお宅で不要になった建具がぴたりと収まり、これも縁というものかと感じた」という松尾さんの話が印象的だった。( 虎渓久良)

東京/〈民家の学校〉 民家に関わる

10月10日(月・祝)
東京都西多摩郡檜原村
参加:35名

Photo_3 東京の秘境ともいうべき檜ひの原はら村湯ゆ久く保ぼ集落で、民家再生の現場に関わる体験講座が開催されました。この集落の「カシャクボの家」では、ワークショップ形式で、主に地元の材料を使いつつ、 いろいろな人が関わり民家の再生を行っています。今回は、土壁の材料となる土を素足で捏ね、バイオトイレの荒壁塗りを行いました。また、イノシシに掘られた床下地盤の土埋めでは周辺の土を運び、即席のたこで土固めを行い、さらに、地元の方に昔ながらの縄結いの指導を受けるなど、民家にいろいろな人が関わり、一歩一歩再生していくという貴重な体験になりました。 (窪田敏行)

2016年9月25日 (日)

神奈川 /〈民家の学校 オープンスクール〉 川崎市立日本民家園見学

9月25日㈰
神奈川県川崎市
参加:35名

Photo_5 リピーターがいるという噂の日本民家園見学に、やっと参加してきました。今回は17〜18世紀に建てられた家を中心に見学。安田徹也さんによる解説は、その家の細かな特徴や移築時の背景、家園が設立されるに至った経緯など、なかなかマニアックで興味深い説明ばかり。ファンがいるということに大いに納 得する内容でした。農村歌舞伎の舞台や奈落も見学。気持ちのいい縁側での記念撮影。囲炉裏に火の灯る古民家を堪能できました。1回では周りきれないことを実感し、また訪れようと思う講座でした。 (飯澤仁美)

2016年9月18日 (日)

静岡 /〈民家の学校〉 民家と森

9月18日㈰〜19日(月・祝)
静岡県浜松市天竜区
参加:36名

Photo_2 民家を構成する木材がどうやって生まれるのか。今回は、林業について学ぶ17期生最後の合宿講座です。初日はあいにくの雨模様で、伐採体験は中止となりましたが、水窪祭りの見学に始まり、月齢伐採や葉枯らし天然乾燥の最高品質木材を供給する榊原さんにお話をうかがうことができました。2日目は、天 竜区の山主である守屋さんを訪ね、山と共に生きることについて学び、天然乾燥材の製材所であるTSドライで、丸太から柱や板材になるまでの工程を見学させていただきました。受講生は林業の現状や未来への可能性に触れることができたのではないでしょうか。( 長谷川雄生)

2016年9月10日 (土)

東京 /能を知る 能舞台体験と装束着付け実演

9月10日㈯ 文化企画部会
東京都中野区
参加:29名

Photo_14 私は日本の伝統と建築にとても興味があり、参加しました。参加者は女性が多く、男性は私ともう1人でした。
 講師の先生より、もともと男性のみに許され、女性が携われなかったという能楽の話を聞き驚きました。実際に登壇することが許された能舞台は歌舞伎などに比べてとてもシンプルな構造でした。その後、とても丁寧に時間をかけてきれいな能装束を身に纏う様子を見ました。私はもっと若い世代の人たちが この貴重な伝統に興味をもってほしいと願っています。 (ドビー・チョン)