イベント報告

2016年9月18日 (日)

静岡 /〈民家の学校〉 民家と森

9月18日㈰〜19日(月・祝)
静岡県浜松市天竜区
参加:36名

Photo_2 民家を構成する木材がどうやって生まれるのか。今回は、林業について学ぶ17期生最後の合宿講座です。初日はあいにくの雨模様で、伐採体験は中止となりましたが、水窪祭りの見学に始まり、月齢伐採や葉枯らし天然乾燥の最高品質木材を供給する榊原さんにお話をうかがうことができました。2日目は、天 竜区の山主である守屋さんを訪ね、山と共に生きることについて学び、天然乾燥材の製材所であるTSドライで、丸太から柱や板材になるまでの工程を見学させていただきました。受講生は林業の現状や未来への可能性に触れることができたのではないでしょうか。( 長谷川雄生)

2016年6月 4日 (土)

静岡/ 重要文化財の茅葺き民家 「友田家住宅」を訪ね、 かまどで昼食をつくり楽しむ

6月4日㈯ 民家まちづくり部会
静岡県周智郡森町
参加:16名

Photo_12 遠州森町の友田家住宅で昼食を楽しんだ。古いかまどに火を入れ、釜で炊いたご飯と野菜たっぷりの汁物、漬物や静岡の名産品を堪能した。加えて町の特産で、行列ができる幻のとうもろこし「甘々娘」を、森町教育委員会の北島さんの尽力で食することが叶った。ここが県下でも1、2を競うほど古い、重要文化財の民家であることを忘れてしまうほど、普通にくつろぎ、肩の凝らない時間を満喫できた。聞けば宿泊も可能だという。民家の活用が叫ばれて久しいが、なにげない生活の匂いを絶やさないことが大切だと強く感じた。 (柏木裕之)

2015年9月 5日 (土)

静岡 /〈民家の学校〉 民家と森 ~森林体験ワークショップ~

2015年9月5日㈯〜6日㈰
静岡県浜松市天竜区
参加:34名

Photo

 民家と言えば思い浮かぶ、太い梁や柱。第5回講座では、静岡県の天竜で、木の伐採から製材までを追いました。樹齢1400年ともいわれる、神々しい春はる埜の杉に触れるところから始まった講座は自分で木を切り、満足度も最高潮に!
 しかしその後、実際の伐採作業を見学。プロの周到さを前に、少し無口になります。山積みの巨木に圧倒され。月齢伐採ヘのこだわりを伺い。手間を惜しまない山の生活の豊かさに驚き。熟練の技によって、原木が木材へと姿を変える過程を見せていただきました。長い年月をかけて育てられる木の大切さと、携 わる方々の情熱に触れた講座でした。(野上ちとせ)

2015年1月 1日 (木)

静岡 〈民家の学校〉 民家と森 〜森林体感ワークショップ〜

10 月18 日㈯〜19 日㈰
静岡県浜松市天竜区
参加:36名 

Photo

 秋晴れの心地よい週末、浜松市天竜区で今期最後の宿泊講座が開かれました。初日は榊原商店と講座リーダーの父・清水様の指導のもと、3班に分かれて月齢伐採を体験しました。夜の座学では、山下様から木材の天然乾燥と人工乾燥などの話をうかがいました。2日目は守屋様宅で林業の歴史と未来についてのお話を聞き、TSドライシステムの加工場と材料置場を見学し、最後に芝野様の林業の講話がありました。
 木を育て伐採し、乾燥させ、製材して、家になるまでを学んだ盛りだくさんの2日間でした。 (久米陽子)

2012年11月11日 (日)

静 岡 /〈民家の学校〉 民家と木と山

11月10日㈯〜11日㈰
浜松市天竜区
参加:25名
 
Imgp6477  今回は浜松市天竜区にて、林業に関
するさまざまなことを学びました。受
講生たちは天竜美林に囲まれ、伐採体
験をしました。また、樵(きこり)に
よる実演も行われ、巨木を倒す技術を
目の当たりにしました。講話「林業の
現況について」では、日本の林業はど
のような問題を抱えているのかについ
て学びました。
 また、林業家の当主からは林業の変
遷のお話を聞くことができました。製
材所では実際の製材作業を見学し、「人
工乾燥と天然乾燥」などの講話をされ
ました。 (松井勇也)

2012年9月22日 (土)

東京・静岡/ 連続講座 「竹・茅・石・木」に民家を学ぶ 「竹」

9月21日㈮、22日㈯
講座:東京都中央区 47名
ツアー:静岡県駿東郡長泉町 14名
 
Dsc_5326_2  待望の技術部会イベントがついに始まりました。仕事帰りの金曜日の夜に講座で学び、そしてその翌日土曜日にオプショナルツアーで実際に見に行って学ぶ4回連続講座です。   第1回は「竹」です。竹は伝統的に木材よりはるかに厳しい切り旬があります。1ヵ月ごとに各地で切った竹を科学的に検証した結果を説明していただき、竹の1~4年生の見分け方等の講義を受けました。翌日は竹の植物園に行き、竹を知り・見て・感じて、より興味がわきました。 (木村 慶)

2012年4月11日 (水)

静岡/民家と森~ 森林体感ワークショップ

2011年11月12日㈯〜13日㈰
静岡県浜松市天竜区
参加:30名

7 民家の材料は何と言っても「木」。その故郷を訪ねて天竜美林にやってきました。到着早々の間伐体験。深い森の中で木の生命をいただき、家を建てることの重みを噛み締めます。宿泊は、廃校を再生した「にしうれ小学校」。音楽室での座学、地域の方が丹誠込めた郷土料理、受講生による能楽公演……と盛り沢山のなか、あっという間に就寝のお時間(?)。二日目は数百年にわたり森を守り続けてきた山持ちさんの古民家で、天竜林業の歩みと実情をうかがいました。裏山の古木と対面すると、百年後の国土のために何ができるか考えさせられます。その後製材所と素材屋さんのストックヤードを訪れ、立木が材木になる過程を学習。新月伐採と天然乾燥にこだわる天竜材の魅力に、みな虜になりました。(横川 超)

2011年10月17日 (月)

静岡/柿渋ワークショップ

7月16日(土)~17日(日)
静岡県富士宮市
参加:7名

Photo_14 夏空を背景に雄大な富士山がそびえる裾野の宮城の桃生から移築再生された大屋根の「富士観望庵」は、どっしりと重厚な佇まいを見せています。最初は渋柿の収穫です。小さな青柿を大量に採ってきて渋柿のへたを切り、つぶす流れ作業。後日それを絞って熟成します。
 軒下の作業で昔の農家の気分に浸り、庄屋の建てた素晴らしい古民家の醍醐味を味わいながら宿泊できて、2日目は、柿渋を建具に塗装する作業も体験しました。楽しく充実したイベントとなりました。 (民家お助け隊)〈写真は2011年6月6日付「夕刊三重」より〉

2011年3月11日 (金)

静岡/鏝絵の長八となまこ壁の町・伊豆松崎を訪ねる

2011年3月5日(土)~6日(日) JR三島駅から急行バスで2時間あまり、参加者16名は西伊豆南端の松崎町に入りました。 松崎町は、漆喰鏝絵の名工「伊豆の長八」の生まれ故郷であり、一方、なまこ壁の町並みでも知られています。長八は江戸から明治にかけて活躍しましたが、東京にあった作品の多くは関東大震災で失われ、今は伊豆に残るものがその偉業を伝えています。

_edited1 _edited1

初日は、長八の作品をたっぷり鑑賞しました。まず、長八が少年期を過ごした浄感寺では妖艶な飛天(天女)や龍の天井画に魅入り、長八美術館(設計・石山修武)では漆喰鏝絵約50点の細密・華麗な技法に驚嘆し、岩科学校(明治の擬洋風建築)では百数十羽の鶴が舞う漆喰壁に感銘を受けました。フレスコ画を凌駕する鏝絵漆喰の世界を認識した一日でした。 宿泊は長八の間(座敷蔵)がある山光荘。蔵の扉には青龍・白虎・朱雀・玄武の四神が描かれていました。

_edited1_3 _edited1_6 _edited1_4

_edited1_3

2日目は、地元の左官で「松崎蔵つくろう会」の関賢助さんになまこ壁の町家や蔵を案内していただき、まちづくりについてうかがいました。左官技術保存のためにワークショップなどを実施してきているとのこと。


午後は、オプショナルツアーで下田市へ。伊豆石の石蔵の保存活動を進めている活動家・英みどりさんの案内で街を歩きました。縞模様のある伊豆石を積み上げた風情のある石蔵、なまこ壁の商家など数多く残っていて魅力ある街でした。保存活動の成果に期待し、再訪を願いつつ、帰路に着きました。

_edited1_4 1_edited1 _edited1_5