イベント報告

2014年7月 5日 (土)

兵庫/〈きんき民家塾〉大工道具の町、三木市を訪ねて

7月5日㈯
兵庫県三木市
参加:22名

 

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 播州三木は金物のまちとして知られています。大工道具一途に現代まで発展してきて430年という歴史があります。  今回は現代の「伝統工芸士」17名の一人、山本芳博氏の工房(山本鉋製作所)を見学、「播州打ち刃物」としての伝統的な鍛冶の技を見せていただきました。特に鉋の地鉄は柔らかく研ぎやすいものが最高とされ、明治35 年以前に製造された錬鉄を使用、現代ではなかなか手に入らなくて苦労しているとのこと。
 その後(旧小河家の別荘・回遊式庭園)を見学し、軍師官兵衛でおなじみの三木城跡の中にある市立金物博物館で、木下館長のユーモアのある説明を聞き、和やかな一日となりました。 (宮本晴生)

2013年7月 9日 (火)

兵庫/ 上郡民家再生プロジェクト

5月18日㈯、19日㈰
兵庫県赤穂郡 近畿地区運営委員会
参加:11名 

Photo_10  JMRAのホームページから告知を見て横浜市在住ながら申し込んでしまいました。行く前は初めての人と土地で2日間も間が持つだろうかと心配もあったのですが、参加してみて「これは大人の部活動だな」と思いました。
 同好の士が集まりわいわいと、屋根瓦葺きの作業をともにし、夜・朝は自炊でみなで食卓を囲む!学生時代に戻ったかのような最高に楽しい時間を過ごしました。皆さんお世話になりました! また行きますのでよろしくお願いします。 (梶原伸子)

2012年11月10日 (土)

兵 庫/ 〈きんき民家塾〉 大工道具の歴史

11月10日㈯
神戸市中央区・竹中大工道具館
参加:19名
 
Photo_2  竹中大工道具館には数奇屋造りの詳細模型が展示されていて、学芸員が丁寧に説明してくださいました。職人の技、それは次の仕事を引き継ぐ職人のことを考えて進めること。大工は次の塗り壁のことを考え、貫ひとつでも細かい細工をしていました。左官は、柱鴨居を美しく見せるための塗りを工夫していました。林業家は、繊細な柱を美しく強くするために、丹念に木を育てます。それぞれの職種がひとつの目標に向かって連携していることに、仕事の原点を見る思いがしました。現在の経済効果優先の社会に警鐘を鳴らしているような気がしました。(小原公輝)

2011年10月17日 (月)

兵庫/屋根葺き作業のワークショップ

9月10日(土)~11日(日)
兵庫県赤穂郡
参加:1日目/6名、2日目/6名

Photo_21 真夏を思わせる暑さの中、ボランティアのみなさんの協力を得て瓦葺きのワークショップが開催されました。
 これは2坪ほどの小さな建物ですが、2009年からJMRA会員のみなさんが協力し合って構造材を刻み、2010年に建前をしたものです。使用した部材はほぼ全てが古材で、今回使った瓦も葺くための土も全てこの現場内で発生した解体材です。
 今年のワークショップは10月22日から23日の1回を残すのみですが、次回も引き続き残り半分の瓦葺き作業を行う予定です。 (近畿地区運営委員会)

2010年11月11日 (木)

兵庫/第22回ボランティアによる茅葺き民家再生プロジェクト

会場=兵庫県赤穂郡上郡
日時= 2010年9月25日(土)、26日(日)
 
 現場に到着してまず驚いたのは、好き放題に伸びた雑草。総勢15名で約一時間半かけて草刈りを行い、現場はすっかりきれいになった。
 201009_3ようやく上棟作業にとりかかる。まずは基礎の上に土台を敷く。「コン、コン、コン」「入った入った!」「ん、なんかちゃうぞ」「この土台長すぎるやんか。直さなアカンで」。しばしの刻み作業の後、「よっしゃ今度は無事納まった!」。こんなやりとりもありながら、少しずつ作業は進んでいく。
 柱が立ってきたら貫を通し、桁を載せ、つなぎの梁を架けて小こ屋や束づかを立てる。最後に棟木が無事納まって上棟。お神酒と塩で簡単な儀式も行い、晴天の初秋の空に古材の骨組みが映えた姿はとても清々しかった。
 土台から柱、梁、貫など、すべての構造材は、過去2年にわたって、このプロジェクトに参加された素人のみなさんが、一つひとつ仕口を手で刻んだものだ。ホゾや蟻だけでなく、なかには光りつけをしたものまである。すべての材料は、この敷地内に建っていた建物の解体の際に出た古材ばかり。棟梁の指導があったからこそできたものではあるが、それにしても実際に建ってしまったのだからすごいと思う。 二日目の作業は、垂た る木きを流して野のじ地板いたとルーフィングを葺き、雨あ ま仕じ舞まいができたところで終了した。 このプロジェクトは、2003年に民家バンク登録物件としてJMRAが相談を受けたことが発端だった。一〇年間無償で、ボランティアによる民家再生を自由に行うことをオーナーに了承していただいた。着手した2005年から数えて今回で通算22回目となる。 毎回一泊二日の日程で、夜の宴会も含めてみんなで大いに楽しみながら続けている。
 残された期限は4年。興味のある方はぜひご参加いただきたい。次回は、2011年5月の予定だ。
(兵庫県・正会員 佐藤 仁)