イベント報告

2018年11月 3日 (土)

埼玉/ 宿場町“越谷”の街づくり探訪

11月3日㈯ 民家活用部会
埼玉県越谷市
参加:20名

 

Photo_8かつて旧日光街道の宿場町だった越谷には、明治後期に建てられた歴史的建造物が約20棟現存していて、今回それらの建物を中心に訪ね歩く好機に恵まれました。どの建物も商売を営んでいて、古民家は人が住んでいてこそ、という思いを新たにしました。見学の後、古民家複合施設「はかり屋」(旧大野邸)で催されたセミナーでは、この建物のリノベーションに携わった少壮気鋭の建築家畔あぜ上がみ順平氏の苦労談と、まちづくりへの意気込みを傾聴しました。そして施設内の再生した蔵の2階で賞味したキッシュは逸品で、お奨めします。(滝田淳一)

2018年10月 8日 (月)

埼玉 /〈民家の学校〉 民家と生きる

10月8日(月・祝)
埼玉県秩父市
参加:29名

Photo_8「栃本に住み暮らす、その先に」をテーマに、秩父の栃本という、かつて重要な交通路であった秩父往還にあり、急な斜面を活用しながら時代を生きてきた町へ、総勢29名で訪れました。
 地元の方、移住をされた方、活動されている方と、さまざまな形で栃本に関わる方々のお話を伺い、旧国道、栃本関所跡など町を散策しました。
 受講生の感想は、人・地域・産業・建物など、各々の視点で示唆に富む内容でした。担当にとっても大変学びの多い講座となりました。(斉藤晴久)

2017年10月 9日 (月)

埼玉/〈民家の学校〉 民家と地域

10月8日(日)〜9日(月・祝)
埼玉県秩父市
参加:30名

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秩父市の山間。急斜面の山の中、段違いに道が敷かれ、家と畑が連なる集落。今も自然の中で生活が営まれている栃本に行ってきました。民家を残していくには、実際に「住む」ことが必要不可欠です。民家を守ってきたのは、行政や団体ではなく、そこに暮らしてきた人たち。そんな方々のお話を伺い、整地を手伝い、ほんの一時ではありますが、その一端に触れることができました。民家を残すために何ができるのかを考える貴重な機会でした。講座の前日にはきのこ狩りを楽しみ、ありのままの栃本を楽しむこともできました。栃本には、実際に訪れることで分かる魅力が、確かにありました。(川口潤子)

2016年12月11日 (日)

埼玉 /民家再生現場見学

12月11日(日) 民家再生技術部会
埼玉県蓮田市
参加:9名

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明治19年に建てられた民家の再生工事がついに完成し、見学会が行われました。瓦屋根の風情ある門をくぐると、目の前に土蔵と真新しい下見板張りの主屋が現れます。幾度かの増改築がなされている主屋は、今回の工事では単に快適性を追求するのではなく、先祖から続く歴史を極力残し活用することにこ だわっています。限界耐力計算による伝統構法の軸組の保全、階段や竿縁天井、欄間や丸太梁など、丁寧に大切に再生されていました。
帰り道、裏通りへと回り、畑越しに「民家」を望むと100年以上前から変わらぬ風景がそこにありました。 (田中寛人)

2016年11月 6日 (日)

埼玉 /〈民家の学校〉 民家と地域

11月6日(日)
埼玉県秩父市大滝
参加:35名

Photo_4 訪れたのは秩父地方最奥の山里にある栃本地区。地元の方々から一人ひとりに手作りのお手玉の贈り物。色とりどりの絵柄に懐かしさと温かみを感じました。急斜面を登りついた栃本会館では農業・狩猟・炭焼きなど山里の暮らしや歴史のお話、地域おこし協力隊を経て昨年空き古民家に移住された方の体験談、急斜面を開墾しブドウ栽培をはじめたグループの活動報告、などを通じて地域への思いをうかがいました。昼食の熊汁とつきたての栃餅がおいしく、山の恵みとおもてなしの心に感謝。秋晴れの空のもと往還道をたどり山々の紅葉を愛で、移住後の古民家やブドウ畑も見学させていただくなど、充実した1日となりました。( 茂木一成)

2016年8月 6日 (土)

埼玉 /連続講座 民家再生現場見学会2

8月6日(土)民家再生技術部会
埼玉県蓮田市
参加:18名

Photo_11 築130年の木造2階建て民家の現地再生現場を見学。木工事中で床下や屋根裏の骨組みも見ることができました。使用可能な土壁・小壁をなるべく活かし、筋交や金物によらず貫・仕口ダンパーなどにより耐震補強をすること、基礎工事や地盤改良を行わず現況の石場建て基礎とし床下に防湿コンクリートを打つことなど、設計の西本成志さん(JMRA会員)から再生の特徴について説明がありました。その後、希望者のみ近所の江戸末期に建てられた民家を利用した、古民家カフェ「紡ぎの家 大島」の見学と茶会を行いました。 ( 佐久間豊)

2015年12月 5日 (土)

埼玉 /木に学ぶ

2015年12月5日㈯ 民家お助け隊
埼玉県川越市
参加:20名

Photo_12 連続講座の最終回となる第4回目は、これまでに学んできた木が最大限に活用された住宅建築「遠山邸」の見学。一般公開していない2階と茶室も特別に見せていただけました。
 昭和初期に当時の最高峰レベルの材料や職人を日本中から集結させてできたというこの建物は、現代においても匠の技が詰まった芸術品のようでした。適材適所に用いられる銘木の美しさと、繊細な職人技。それらを壮大な規模で見学できる建物は圧巻で、時を経ても色あせない木の魅力を存分に味わえた最終回となりました。 (松江 陽)

2015年11月 7日 (土)

埼玉/ 「木に学ぶ」 木組みの家の建築方法を知る

2015年11月7日㈯ 民家お助け隊
埼玉県飯能市
参加:18名

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 連続講座第3回目は「木組みの家の建築方法を知る」。午前は、黒漆喰とケヤキ一本梁が印象的な店蔵「絹甚」や大正の看板建築が残る飯能市街を散策。西川材や絹織物で繁栄した時代が垣間見えるとともに、町並み保存の必要性も感じました。午後は、まず岡部材木店による木組み実演。適材適所に作られた継手と仕口は、まさに匠の技でした。次に木の家づくりをされている鯰なまず組岸本さんの体験談、そして岡部材木店の岡部さん親子が加わった対談では、国産材の家をどうアピールし残していくかなど考えさせられました。材が家へと形になる姿を知る盛りだくさんの1日でした。 (武田 景)

2015年11月 3日 (火)

埼玉 /〈民家の学校〉 民家と地域 ~コミュニティーと民家の意義~

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埼玉県秩父市栃本集落
参加:35名

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 今年で5回目となる栃本講座は快晴のもと、山は紅葉で赤、黄、緑、空は水色、そんな色彩に彩られた風景の中で開催された。栃本に来る機会をできるだけ増やしたいとの思いから、今年は栃本の人びと、受講生、卒業生、スタッフら総勢40名で葡萄の苗木を植えた。2017年のおいしい葡萄の収穫をめざし、これからみんなで葡萄の木を育てていくつもりだ。この日は栃本の人びとに郷土料理を教えてもらい、猟師が獲った鹿肉、猪肉を調理して食べ、秩父産の鮎を栃本産の炭で炭焼きにして食したりと栃本の自然を満喫した。講座を終えると、民家に人間は欠かせないと改めて感じられる1日となったことを思う。 (丹治洋介)

2015年10月 3日 (土)

埼玉/ 「木に学ぶ」 製材の現場を知る

2015年10月3日㈯ 民家お助け隊
埼玉県飯能市
参加:18名

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 連続講座第2回は、「製材の現場を知る」と題し、飯能市の岡部材木店を再訪しました。
午前中は山積みされた膨大な材木の見学にはじまり、製材所の各工程を機械1台ずつ、じっくりと説明してもらいました。なかでも機械乾燥庫は岡部さんのオリジナルで、内部は極秘とのこと。
 午後は第1回で間伐したスギの樹皮を、高圧洗浄機で剥く作業を実習させてもらった後、製材された板の節埋め作業も体験することができました。1本の丸太をどれだけ価値を高めて製品化していくかが「製材所の錬金術」である、ということを学んだ1日でした。( 西本佳代子)