イベント報告

2016年11月 6日 (日)

埼玉 /〈民家の学校〉 民家と地域

11月6日㈰
埼玉県秩父市大滝
参加:35名

Photo_4 訪れたのは秩父地方最奥の山里にある栃本地区。地元の方々から一人ひとりに手作りのお手玉の贈り物。色とりどりの絵柄に懐かしさと温かみを感じました。急斜面を登りついた栃本会館では農業・狩猟・炭焼きなど山里の暮らしや歴史のお話、地域おこし協力隊を経て昨年空き古民家に移住された方の体験談、急斜面を開墾しブドウ栽培をはじめたグループの活動報告、などを通じて地域への思いをうかがいました。昼食の熊汁とつきたての栃餅がおいしく、山の恵みとおもてなしの心に感謝。秋晴れの空のもと往還道をたどり山々の紅葉を愛で、移住後の古民家やブドウ畑も見学させていただくなど、充実した1日となりました。( 茂木一成)

2016年10月10日 (月)

東京/〈民家の学校〉 民家に関わる

10月10日(月・祝)
東京都西多摩郡檜原村
参加:35名

Photo_3 東京の秘境ともいうべき檜ひの原はら村湯ゆ久く保ぼ集落で、民家再生の現場に関わる体験講座が開催されました。この集落の「カシャクボの家」では、ワークショップ形式で、主に地元の材料を使いつつ、 いろいろな人が関わり民家の再生を行っています。今回は、土壁の材料となる土を素足で捏ね、バイオトイレの荒壁塗りを行いました。また、イノシシに掘られた床下地盤の土埋めでは周辺の土を運び、即席のたこで土固めを行い、さらに、地元の方に昔ながらの縄結いの指導を受けるなど、民家にいろいろな人が関わり、一歩一歩再生していくという貴重な体験になりました。 (窪田敏行)

2016年9月18日 (日)

静岡 /〈民家の学校〉 民家と森

9月18日㈰〜19日(月・祝)
静岡県浜松市天竜区
参加:36名

Photo_2 民家を構成する木材がどうやって生まれるのか。今回は、林業について学ぶ17期生最後の合宿講座です。初日はあいにくの雨模様で、伐採体験は中止となりましたが、水窪祭りの見学に始まり、月齢伐採や葉枯らし天然乾燥の最高品質木材を供給する榊原さんにお話をうかがうことができました。2日目は、天 竜区の山主である守屋さんを訪ね、山と共に生きることについて学び、天然乾燥材の製材所であるTSドライで、丸太から柱や板材になるまでの工程を見学させていただきました。受講生は林業の現状や未来への可能性に触れることができたのではないでしょうか。( 長谷川雄生)

2016年7月18日 (月)

長野 /〈民家の学校〉 民家に住まう

7月16日㈯〜18日㈪
長野県飯田市大平宿
参加者:48名

Photo_4 長野県大平宿で2泊3日の合宿講座が行われました。
 時守の拍子木の音が刻を告げます。「火起こし」「薪割り」のワークショップが行われ、各家の竈に火が灯ります。郷土料理の五平餅を作り、元住人の方々を交え囲炉裏を囲み楽しい団らんの時間を送りました。また、「障子張替え」のワークショップを通し大平宿保存活動のお手伝いもしました。
 穏やかな時の流れの中、古民家に笑いが溢れます。都会では味わうことのできない生活を満喫できたことと思います。( 渡久地朝夫)

2016年6月 5日 (日)

東京/ 〈民家の学校〉 民家と木

6月5日㈰
東京都八王子市
参加:30名

Photo伝統構法を用いて建物をつくられている小野田棟梁の作業場で、伝統構法とは何か、大工の仕事や道具とはどういうものかをお話しいただき、その後継手作成のワークショップを行いました。各自夢中になって手を動かし、実際に木とふれあい、建物をつくることがどういうことか少しでも実感が持てたのではないかと思います。最後は破壊実験で各班が競い合い、プレカット材との違いや棟梁による追掛大栓の継手の強さも実感できました。現代に伝統構法を守る意義とはどういうことか、社会的・経済的な背景も踏まえて考えるきっかけになったかと思います。 ( 濱田絢子)

2016年5月 8日 (日)

山梨 /〈民家の学校〉 民家を生かす

5月7日㈯〜8日㈰
山梨県甲州市
参加:30名

Photo_6 実際に活用されている古民家を訪ねる17期生初の1泊合宿。重伝建地区に指定された上条集落を散策、童謡を唄う 声が集落に響き渡りました。また塩山の再生民家を訪ね、再生に携わった設計士の網野氏とお住まいのハルダム氏に実体験をお聞きしました。そして、2日目。伝統構法の大工手道具の技を今に伝える雨宮棟梁の実演を交えての体験。戸惑いながら裸足になったり、石斧で丸太をハツったり木挽きをしたり。手道具を通した木々との対話は、日々の多忙な日常を遠ざけたひと時となったことでしょう。 (赤川真理)

2016年4月 3日 (日)

東京/ 〈民家の学校〉 民家の原点~入学式~

4月3日㈰
東京都豊島区 自由学園明日館
参加:30名

Photo 桜満開の自由学園明日館でスタートした「民家の学校」17期。初の式典形式の入学式での緊張も、自己紹介と共に笑顔が溢れます。
 座学では、それぞれが思う民家とは?を共有しました。民家の学校オープンスクール講師でもある安田徹也さんの講演では、民家が成立するための前提条件から、民家とは一定の定義はなく、答えは決まっていないことを学びました。
 民家の学校の経験を通じ、修了時には、それぞれの民家とは?が、どう変化しているか楽しみです。 (太刀川浩美)

2015年12月 6日 (日)

東京/ 〈民家の学校〉 民家の明日 〜修了式〜

2015年12月6日㈰
東京都豊島区 自由学園明日館
参加:28名

Photo かつて衰退の一途を辿っていた大内宿を身を挺して危機から救った茅葺き職人の吉村徳男氏、そこに帰村して茅葺き職人となった若者、阿部公一氏の両氏を招いた茅葺き体験講座。「私は380 年経つ家に住まわせてもらっています」と吉村氏。家主が1年大切にした家。それをたとえば30年大切にしたら、跡を継ぐ者はまた30年大切にする。その繰り返しで民家は残り、村が残される。当たり前を繰り返すことが本当は大切なんだ。それが380年続く家だから、住まわせてもらうという言葉が出る。一度は出ていった若者がこの村に戻った今、どんな思いで村を引き継ごうとしているか。深く考えさせられた。 (新井和勝)

2015年11月 3日 (火)

埼玉 /〈民家の学校〉 民家と地域 ~コミュニティーと民家の意義~

2015年11月3日㈫㈷
埼玉県秩父市栃本集落
参加:35名

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 今年で5回目となる栃本講座は快晴のもと、山は紅葉で赤、黄、緑、空は水色、そんな色彩に彩られた風景の中で開催された。栃本に来る機会をできるだけ増やしたいとの思いから、今年は栃本の人びと、受講生、卒業生、スタッフら総勢40名で葡萄の苗木を植えた。2017年のおいしい葡萄の収穫をめざし、これからみんなで葡萄の木を育てていくつもりだ。この日は栃本の人びとに郷土料理を教えてもらい、猟師が獲った鹿肉、猪肉を調理して食べ、秩父産の鮎を栃本産の炭で炭焼きにして食したりと栃本の自然を満喫した。講座を終えると、民家に人間は欠かせないと改めて感じられる1日となったことを思う。 (丹治洋介)

2015年10月 4日 (日)

千葉/ 〈民家の学校〉 民家に関わる ~民家の観察 再生の現場~

2015年10月4日㈰
千葉県茂原市
参加:34名

 

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 民家の学校第6回講座では、塗り壁体験を行った。土壁塗りを三重県からお越しいただいた中崎光明講師、漆喰塗りを地元千葉県の福邉克己講師に指導いただき、2班に分かれて交互に実施した。土壁塗りは壁下地の小舞を掻いて、捏ねた土を調整して壁に塗るところまで。漆喰塗りは、仕上げの繊維壁を剥がした後に漆喰を捏ねて塗るところまで実施した。
 盛りだくさんの講座、慣れない作業で、予定していた作業が終われるかハラハラしたが、受講生の頑張りと講師の最後のひと手間で無事に終えることができ、充実の1日となった。 (矢内 寿)