イベント報告

2016年9月 3日 (土)

栃木/ 大正・昭和初期の路地裏と 再生民家の現場見学

9月3日㈯ 民家まちづくり部会
栃木県足利市
参加:15名

Photo_13 「あしかが まちなか探検隊」柏瀬さんの案内で、足利の路地裏と民家を巡りました。最初に訪れた旧岡崎邸では趣ある玄関で映画の撮影中。庭には立派な赤松。この家は賃借可能だとか。続いて昭和レトロな路地裏を往くと、お茶漬け屋跡や狭い路地の先にあるお好み焼屋などなど。柏瀬さんのディープな情報に興味津々。さらに石畳通りで明治期の民家の再生現場を見学。工事中を見る貴重な体験でした。最後は旧小林邸で昼食弁当。
 路地と民家が切り離せないものと再認識した「探検」でした。 ( 岩本泰史)

2016年6月 4日 (土)

静岡/ 重要文化財の茅葺き民家 「友田家住宅」を訪ね、 かまどで昼食をつくり楽しむ

6月4日㈯ 民家まちづくり部会
静岡県周智郡森町
参加:16名

Photo_12 遠州森町の友田家住宅で昼食を楽しんだ。古いかまどに火を入れ、釜で炊いたご飯と野菜たっぷりの汁物、漬物や静岡の名産品を堪能した。加えて町の特産で、行列ができる幻のとうもろこし「甘々娘」を、森町教育委員会の北島さんの尽力で食することが叶った。ここが県下でも1、2を競うほど古い、重要文化財の民家であることを忘れてしまうほど、普通にくつろぎ、肩の凝らない時間を満喫できた。聞けば宿泊も可能だという。民家の活用が叫ばれて久しいが、なにげない生活の匂いを絶やさないことが大切だと強く感じた。 (柏木裕之)

2016年2月27日 (土)

茨城/桜川市真壁地区「震災復興とひなまつり~重伝建を訪ねる」

2月27日(土)
茨城県桜川市
参加:26名

Photo「これが見世蔵造りです。真壁の町並みの特徴の一つです」案内役の加藤さん(古河市、建築設計)の説明で見学会が始まりました。5年前(震災前)の雛祭りに訪れて以来の訪問です。目抜き通りは被災建物の復旧が進み、多くの観光客でにぎわいを取り戻していました。前回に比べ外国人観光客が多いと感じました。町並みを進みながら「町屋造り」「長屋門」 「高麗門」など重要伝統的建造物の説明を聞き、真壁第1号の登録有形文化財・潮田家住宅や240年前の雛人形を見ることができました。裏通りには被災した建物(蔵)が残されている所もあり、震災復興は今なお続いています。 (根本揚水)


 

続きを読む "茨城/桜川市真壁地区「震災復興とひなまつり~重伝建を訪ねる」" »

2015年7月25日 (土)

長野/ 近代産業遺産の町並み見学 ~商屋、蔵の再生と活用、 まちづくり~

7月25日㈯ 民家まちづくり部会
長野県須坂市
参加:12名

Img_1669

 灼熱の太陽が照りつける7月後半のこの日、私たちは長野県須坂市を訪れました。「須坂の町並みの会」丸山久子さんと須坂市まちづくり課職員の方の丁寧な解説を受けながら、町を縦横に練り歩きます。明治から大正時代にかけて製糸業で栄えたという須坂には、今でも土蔵や古い民家・商家が多く残されており、また住民が一体となってこの歴史的町並みを生かし、魅力を残していく努力をされています。
決して派手さはありませんが、静かでこじんまりとした「須坂」には大きな魅力と心地よさが溢れていました。(田中寛人)

2015年5月30日 (土)

福島/新緑の南会津―再生民家・田舎暮らし・まちづくりの現場を訪ねる

2015年5月30日 (土)~31日(日)民家まちづくり部会
福島県南会津郡只見町、南会津町
参加 30名

Dsc_0294_2

南会津を訪ねるイベントは4度目である。今回は初日に只見町を訪れた。 会津田島駅(会津鉄道)に昼前に集合し、車で1時間余り、只見町に向かう。車窓から会津特有の曲がり屋(中門造り)があちこちに見られて感激する。新緑の山あいに入ったところで、民家としては会津地方で最大規模という叶津番所に到着。名主の住宅で、かつては番所が置かれていた。1643年築と言われる茅葺きの曲がり屋である。その巨大さに圧倒される。昼食をいただきながら、田舎暮らし5年、町会議員を務める石橋明佳さんから村の暮らしなどについてお話をうかがい、意見交換を行った。

Dsc_0299_2

続いて訪ねたのは、廃村の民家を譲り受け、セルフビルドで改修して住んでいる、田舎暮らし15年の今井博さんのお宅。日本一の豪雪地での暮らしの厳しさ、四季の自然の美しさなどの話に感動する。軒下には大量の薪が積み上げられていた。

Dsc_0305_2

夕刻、南会津町に戻り、茨城と南会津の2地域居住をしている原啓さんの再生民家で、囲炉裏を囲んでの交流会。地元の方々、町会議員、役場職員も加わって、地域の食材を使った手作りの料理と地酒をいただきながら、まちづくりや民家活用などの情報交換。民家は人々が集い、語り合う場所にふさわしい。  温泉宿に泊まり、翌朝は朽ちかけた民家をセルフビルドで再生したライダー仲間の隠れ家を見学。空き民家の活用法の見本とも言うべき仕上がりであった。


Dsc_0329 イベントの最後に訪ねたのは、地域交流施設「ホシッパの家」。太い柱を連ねて壁を作る「縦ログ構法」を採用した挑戦的な建物である。地元材を使って地域活性化を図ろうという試みで、興味深い。地域経済が自立しないと、人口増も民家を残すことも難しい。  地元の方々に協力いただき、再生民家・田舎暮らし・まちづくりについて多くを学ぶことができた2日間であった。(会員:清沢和弘)

2015年3月 7日 (土)

茨城/ 蔵を活かしたまちづくり ~江戸時代日光街道宿場町の 町並み散策~

3月7日㈯ 民家まちづくり部会
茨城県古河市 JMRA 茨城・栃木
参加:24名 

Photo_9 茨城県古河市には多くの蔵が残っており、それを大切に活用している所が多くありました。レストラン、お土産屋、蕎麦屋と実際に使われている建物は見所が多く、また街の景観を保つため、新しい壁は蔵の雰囲気に合わせてつくっており、随所に多くの工夫が見られる所でした。江戸中期、明治初期、大正と、時代ごとの蔵を見比べられたのも楽しかったです。
 ガイドして下さった矢口様は、古河の歴史に大変詳しく、何を聞いても丁寧に説明して下さり、大変充実した街歩きとなりました。 (黒澤俊和)