イベント報告

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2015年9月

2015年9月27日 (日)

東京/能舞台体験

2015年9月27日㈰ 文化企画部会
東京都中野区 梅若能楽学院会館
参加:23名

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 国内第1号の世界無形文化遺産にも登録された伝統芸能である能、その能舞台に実際に立ち、演者の立ち位置から能舞台を体験できる貴重な機会でした。最初に梅若女流能楽師である山村庸子氏のお話を伺い、続いて足袋または木綿の靴下を履かないと上がれないという能舞台に全員立たせていただきました。さらに本格的な能面をお借りし、外からは演者の目が分からないほどの小さな穴から見えてくるものは、目の前の一点しかないということに驚かされつつも正面左側にある目付柱を頼りに能舞台を歩き、ほんの少しですが日本文化にれられた午後のひと時でした。(池上能弘)

2015年9月19日 (土)

千葉/ 民家改修見学会 三和土と竹小舞&荒壁

2015年9月19日㈯ 国際交流部会
千葉県長生郡長南町
参加:11名

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 久しぶりの青空の下で見学会が開催されました。8月から本格的な再生を始めた築150年の民家は改修の真只中で、建築年次を思わせるような墨書を床板裏に見ることでき、参加者のテンションが上がりました。そして、オーナーの高橋裕子さん(JMRA会員)、信博さん夫妻から、民家に対する思いやこれまでの改修工事の様子が紹介されました。た、土壁の土作り、壁塗りというミニワークショップも開催。参加者も建築を専攻する人、高橋さんの暮らしに興味がある人、そして民家を取得した外国の方と多様で、国際交流部会らしいイベントだったと思います。 (山崎有通)

2015年9月13日 (日)

福岡/〈九州民家塾〉再生民家見学会 in 八女

2015年9月13日㈰ 九州沖縄地区
福岡県八女市
参加:36名

 

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 八女福島の伝統建造物群保存地区内にある、再生民家を見学しました。
 建物は明治20年代から40年代に建てられた、住居棟と医療棟で構成される歯科医院併用住宅です。36名の参加者で、まずはじっくりと建物全体を見学しました。後半は設計施工を手掛けられた建築工房悠山想の宮本繁雄さん(JMRA会員)より、改修に至った経緯や工事の過程、耐震についての考え方などのお話がありました。
 参加者には建築関係者も多く、質疑応答の際は時間が足りないほど盛り上がりました。 (古川智美)

2015年9月11日 (金)

東京/「民家再生の技術」民家の“安心”耐震補強

2015年9月11日㈮ 民家再生技術部会
東京都中央区
参加:26名 

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 『ヤマベの木構造』著者として、また数々の古建築の構造補強の設計者として有名な、山辺構造設計事務所の山辺豊彦先生をお招きして、民家再生の耐震補強についてうかがいました。首都直下型地震の切迫性のお話から始まり、耐震補強における注意すべきポイント、そして伝統工法の解析には最も適しているとされる限界耐力計算を用いた、今まさにNHK 大河ドラマの舞台となっている群馬県令邸前橋臨江閣の耐震補強の実際についてお話しいただきました。
 この講座を聞いた翌日未明に実際に首都直下型地震があり(震度3)、耐震補強の切実さを実感したのでした。( 相子芳也)

2015年9月 5日 (土)

埼玉 /「木に学ぶ」 原木を知る

2015年9月5日㈯ 民家お助け隊
埼玉県飯能市
参加:18名

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 以前「土」、「竹」をテーマに連続講座を企画し、今回は日本建築文化の根幹になる「木」を4回にわたって学んでいきます。
 第1回は、「原木を知る」と題し、午前中は吾あが野の 原木市場を訪ね、材木の競りを見学。山積みの原木がどんどん競り落とされる瞬間の緊張感をリアルに体感することができました。
 午後は岡部材木店へ移動して、植林地へ。樹齢80年ほどの大木のサワラやスギが立派に育っている。最後に間伐の実演で1本のスギを実際に切り倒してもらい、林業家がいかに大変かを実感しました。 (西本佳代子)

静岡 /〈民家の学校〉 民家と森 ~森林体験ワークショップ~

2015年9月5日㈯〜6日㈰
静岡県浜松市天竜区
参加:34名

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 民家と言えば思い浮かぶ、太い梁や柱。第5回講座では、静岡県の天竜で、木の伐採から製材までを追いました。樹齢1400年ともいわれる、神々しい春はる埜の杉に触れるところから始まった講座は自分で木を切り、満足度も最高潮に!
 しかしその後、実際の伐採作業を見学。プロの周到さを前に、少し無口になります。山積みの巨木に圧倒され。月齢伐採ヘのこだわりを伺い。手間を惜しまない山の生活の豊かさに驚き。熟練の技によって、原木が木材へと姿を変える過程を見せていただきました。長い年月をかけて育てられる木の大切さと、携 わる方々の情熱に触れた講座でした。(野上ちとせ)