イベント報告

« 2015年6月 | メイン | 2015年8月 »

2015年7月

2015年7月29日 (水)

東京/ 省エネルギー基準義務化と 伝統建築の未来を考える勉強会

7月29日㈬ 民家再生推進委員会
東京都千代田区
参加:13名

 

Jmra0729

 300㎡以下の新築住宅に省エネルギー法基準が義務化される2020年まで、あと5年足らず。伝統的な木造住宅の未来に大きな影響を与える制度ですが、具体的な内容が広く理解されているとは言えない状況です。
 今回の勉強会では滝川良子氏(JMRA会員)を講師にお招きし、制度の概要から実際の建物をモデルとした検討例まで、詳しく解説していただきました。
 また、後半は出席者による意見交換が行われ、「思っていたほど厳しいものではないかも」、「自分でも断熱の検討をやってみたい」、「J MRAとしても提言を行っていくべき」など活発な議論が交わされました。 (公文大輔)

2015年7月25日 (土)

長野/ 近代産業遺産の町並み見学 ~商屋、蔵の再生と活用、 まちづくり~

7月25日㈯ 民家まちづくり部会
長野県須坂市
参加:12名

Img_1669

 灼熱の太陽が照りつける7月後半のこの日、私たちは長野県須坂市を訪れました。「須坂の町並みの会」丸山久子さんと須坂市まちづくり課職員の方の丁寧な解説を受けながら、町を縦横に練り歩きます。明治から大正時代にかけて製糸業で栄えたという須坂には、今でも土蔵や古い民家・商家が多く残されており、また住民が一体となってこの歴史的町並みを生かし、魅力を残していく努力をされています。
決して派手さはありませんが、静かでこじんまりとした「須坂」には大きな魅力と心地よさが溢れていました。(田中寛人)

2015年7月18日 (土)

長野/ 〈民家の学校〉 民家に住まう ~生活体感ワークショップ~

7月18日㈯〜20日㈪㈷
長野県飯田市大平
参加:46名

 

D70_15282_2

木を擦こすり合わせて火を熾おこし、薪まきを燃し、竈かまどでご飯を炊き風呂を沸かす。囲炉裏端で、受講生は家族、卒業生らは客人として、食らい飲み夜更けまで語らう。火の灯りの暮らしは、火の有難さと ともに闇の暗さと深さを実感する。梅雨明けの夜空に横たう天の川や浮遊する蛍光を見られて素直に嬉し い。
 旧民家では、糠ぬか袋での床磨き、障子の張替え、流水や雨を凌ぐ水路の補修を行う。土間から見える床に映る緑、障子 の明るい白、現れた水路の石積み。生き生きと甦った民家でしばし横になり至福の一時を過ごす。旧住民の大蔵さんや大 平をのこす会への支援、当活動のやり方に思いを巡らす合宿となった。( 出倉正和)

続きを読む "長野/ 〈民家の学校〉 民家に住まう ~生活体感ワークショップ~" »

2015年7月17日 (金)

東京/ 「民家再生の技術」 ~今ある民家を壊さないために~

7月17日㈮ 民家再生技術部会
東京都中央区
参加:31名

Dscn1706

 日本曳家協会の理事長であり恩田組会長の恩田忠彌先生(JMRA会員)を講師にお迎えし、曳家の技術と歴史を教えていただきました。多くの民家を残したいと願う私たちJMRA会員にとって、建物保存のために曳家という技術を知ることは、大きな力となりました。私も幼い頃には近所で建物を移動しているのを見たことがありますが最近では話に聞く程度になっています。講座では基本的な曳家の技術のほか、劣化や災害により修復を必要とする建物を上げたり・下げたり・曳いたりの事例が紹介されました。なかでも神社の鳥居まで引っ越したとの話には驚きでした。 (佐藤英夫)

2015年7月12日 (日)

埼玉/ 〈オープンスクール〉 民家de 火おこし ~古代発火法に挑戦~

7月12日㈰
埼玉県所沢市
参加:20名

 

Img_4596

 所沢の農園付き古民家「コロット」で、キリモミ式火おこしに挑戦しました。
 始めはなかなか火がおきませんでしたが、古代発火法実践の第一人者である岩城正夫先生のご指導のもと、皆、一生懸命に取り組みました。そして初めて火がおこると、受講生から笑顔と歓声が沸き起こりました。
 また、練習の後で行われた火おこし検定では、挑戦者の奮闘を、固唾を呑んで見守りました。普段はあまり意識す ることのない火の大切さを実感するとともに、先人の叡智に感動した一日でした。(永島拓志)