イベント報告

« 2014年7月 | メイン | 2014年9月 »

2014年8月

2014年8月29日 (金)

東京/ 〈連続講座・前期〉 実践編「民家再生の構造技術」

8月29日㈮ 民家再生技術部会
東京都中央区
参加:48名

Photo_9 構造と聞くだけで頭痛がしてしまう。しかし、民家を一棟でも多く残すためには避けては通れない!と参加させていただきました。
 山辺豊彦先生の講義は、専門用語も噛み砕いて、さらに絵でも説明していただき、臆することなく民家に向き合ってね!と背中を押してもらえました。
 また、先人の駆使した技術と会話するように民家を診断し、今後の用途を考慮し再生していくというお話もされました。先生の建築に対する熱き想いに憧れた講義でした。
(大石咲代子)

2014年8月12日 (火)

愛媛/ 石垣の里「外泊」を訪ねる

8月12日㈫ 四国地区運営委員会
愛媛県愛南町外泊
参加:6名

Photo_9

 南国の陽射しが照りつけるなか、幾重もの石垣が階段状に連なる港町を訪ねました。江戸・明治期の人口増加に伴って造られた、いわば当時の“ニュータウン”。3戸プラス耕作地1か所を1単位と決めて、谷の中に50軒を一斉に建設。網元以外の住む家は、なんとくじ引きで決定したというおおらかさ。海の様子が見えるよう台所前だけちょこっと石垣を空けてあるのは可愛らしい工夫。集落で新建材の住宅が2軒だけというのも驚きました。現在石垣を修復できるのは民宿の大将ただ一人。次があれば、ぜひこの方に会ってみたいところです。 (大澤憲吾)

2014年8月 7日 (木)

宮城 /名取・水沢の古民家見学と 仙台七夕まつり

8月7日㈭ 民家お助け隊、北海道・東北地区
宮城県名取市、岩手県奥州市水沢
参加:7名

Photo_8

 津波の被害を逃れたにもかかわらず、介護施設新築のため取り壊されることになった明治中期の農家は、土間の三和土など、ほぼ原型をとどめた建物でした。介護施設として活用できなかったのかと残念に思いました。
 水沢の民家(写真)は小屋組が7段、梁の太さが三尺もある豪壮な建物でしたが、20年近く空き家となっていたため雨漏りによる傷みがひどく、部材としての活用が期待されます。
 帰路日本一の茅葺き屋根の正法寺を見学し、七夕飾りが彩る仙台の街で解散しました。 (田中芳郎)

2014年8月 2日 (土)

奈良 /〈きんき民家塾〉五條の町並みと 日本最古の民家を訪ねて

8月2日㈯
奈良県五條市
参加:17名

 

Photo_5

雨のそぼ降るなか、奈良五條の町並み探訪となりました。「まちなみ伝承館」で、町の歴史と現在の取り組みについてうかがった後、歩く歩く、ひたすら歩く。
 漆喰塗り込みの重厚な造り、民家では珍しい本瓦葺きの屋根、木柄の太い格子窓などから、自然に歴史の重みが漂ってきます。
 外壁に張られた板のほとんどが、延焼を防ぐとされる焼き杉板であったことも、防火の意識の表れとして印象深かったです。いつまでも残ってほしい佇まいでした。 (向井恭介)