イベント報告

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2014年3月

2014年3月29日 (土)

茨城 / つくば北条のまちあるきと 提供民家見学会

3月29日㈯ 民家まちづくり部会
茨城県つくば市北条地区
参加:28名 

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 つくばの民家ツアー。まずは「民家バンク登録民家」を見学。古材の風合いと筑波流で葺かれた茅の縞模様に、積層された300年余の歴史を感じます。城下町小田では、ボロ家と呼ばれていた明治の実家を修理して活用するNPO法人「華の幹」にて昼食後、近くの再生民家を見学。家主さんの説明からは家を大切にする気持ちが伝わります。筑波山参拝の門前町北条では、土蔵が音楽ホール「音蔵」として生まれ変わった「宮清大蔵」や、良材の粋と近代住宅の実験成果を集めた邸宅「矢中の杜」を見学。散歩日和の欲張りツアーに大満足でした。(野崎林太郎)

2014年3月 9日 (日)

神奈川/ 小田原元醤油醸造業 「内野邸」の屋敷と工場・蔵の 活用を考える

3月9日㈰ 民家活用部会
神奈川県小田原市
参加:26名

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 小田原中心部に近い住宅地にある内野邸は、黒々とした重厚なファサードと、石造りのアーチの中にブルーのドアという、予想外に洋風モダンな外観の建物です。
 会場となった和室では2つの床の間、飾り棚、欄間など、素晴らしい設えに目を奪われました。当主のお話に始まり、小田原市役所の邸園文化に関する考え方を聞いた後、じっくりと屋敷内を見学しました。時節柄、江戸期の雛飾りも飾られていました。巨大な樽の残る工場跡も壮観です。石造りの蔵の中で懇親会が催され、地元のバンドによるライブで盛り上がりました。
(西本佳代子)

東京/ 桧原村 カシャクボの家再生計画

3月9日㈰ 民家トラスト部会
東京都桧原村湯久保
参加:11名

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 2月の大雪が残る集落への狭い道をゆき、たどり着いた山の中腹(標高約700m)にこれから3年計画で修復する築約250年の古民家がありました。景色はいい、でも正直な思いは「どうしてここに住めるの?」でした。炭焼きが主産業だったころは、職住近接で自給自足もできたのでしょうが、集落には現在も何世帯かお住まいです。
 民家に残された家財道具を下ろし、敷地内の小屋や厠の解体など、雪に足をとられながらの作業でした。 
 今後は民家を建てられた当時の姿に戻すことを目標に、茅を育て地元の木材を製材し……と、わくわくするような計画が待っています。 (遠藤光子)

2014年3月 1日 (土)

島根/ 民家フォーラム2014 プレイベント 出雲大社&再生古民家見学

3月1日㈯
島根県出雲市
参加:50名

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 いよいよ今秋に迫った鳥取県での民家フォーラムのプレイベントとして、出雲大社と古民家の見学会を行いました。多くの参加者もあり、自ら仕事を手掛けた会員の設計士、施工者の生の解説だけに理解も深まり、実りある見学会となりました。移築されたという古民家の敷地内で出雲そばを食べて、京都からの職人集団が手掛けた茶室の造りにも皆感心していました。3月に入ったとはいえ寒風の中、出雲大社の遷宮での仕事も見学でき、その規模と技に驚きました。フォーラムの成功も祈願して、古民家三昧の一日を過ごすことができました。 (中島浩司)

滋賀 /〈日本建築研鑽会〉大津講座

2月28日㈮〜3月1日㈯
滋賀県大津市
参加:1日目:16名、2日目:13名

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 参加したメンバーからは「深い、濃い、はずれがない」と評判の日本建築研鑽会ですが、今回は琵琶湖のほとり、大津です。
 初日は国宝建造物が4棟もある三井(みい)寺を、福家執事長みずから説明していただきました。2日目は大津の町の背景を、地元で活動なさっている柴山さん(JMRA会員)のレクチャーを受けて、その後、町を案内していただきました。大津の町の素晴らしさもさることながら、このおふたりが地元を想う気持ちに心を打たれた講座でした。(小林綾子)