イベント報告

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2013年11月

2013年11月30日 (土)

埼玉 / 日光道中「越ヶ谷宿」巡りと 紅葉の「蔵」でミニコンサート

11月30日㈯ 民家活用部会
埼玉県越谷市
参加:10名

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明治30年代の旧家が点在し、大正時代のモダンな郵便局は今も診療所として患者さんの健康を支えていました。旧街道沿いに商店が並びますが、間口も歩道も狭く交通量が多いため、車を停めて立ち寄れず、地域やお店のよさを知ってもらう際の難しさも感じました。見学後、旧家の紅葉が夕日に照らされる中、サックスとピアノの生演奏を楽しみ、蔵の中で選りすぐりのLPレコードを堪能。ご家族代々の思いや時代の空気も垣間見させていただき、ありがたい貴重なツアーでした。旧家を通して住む町への思いも変わる体験となり、感謝しています。(楠田名保子)

鳥取 / 民家フォーラム2014 プレイベント 三宝荒神 神崎神社見学

11月30日㈯
民家フォーラム実行委員会/ 鳥取県東伯郡琴浦町
参加:19名

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前日までの荒れた天候が嘘のように穏やかな小春日和に恵まれ、民家フォーラム予定会場のある鳥取県琴浦町の神崎神社で、神社建築についての見学および説明会が行われた。白衣お勤め姿の山崎宮司が神社の歴史、いわれを、境内をぐるりと参観しながら解説された。次いで、拝殿に昇り、宮大工「後藤屋」後藤さんが、鳥取県内の主な神社建築と対比しながら、パワーポイントにより特徴を解説された。参加者は、見事な彫刻を鑑賞するだけでなく、理解をより深めることができた。(金平 坦)

2013年11月17日 (日)

東京 / ヘタでいい ヘタがいい 絵手紙を楽しむ集い

11月17日㈰
東京都世田谷区 蘆花恒春園
参加:5名

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 武蔵野の面影を残す恒春園にある徳富蘆花の旧宅が会場です。落ち着いた8畳2間の和室は、やる気にさせてくれました。おそるおそる始めていたのに次第に興がのり、枯れ葉から花、野菜、果物と新しい画材を選んで描きあげていました。話も弾み、参加者は和気藹々と充実した時を過ごし満足していました。
  最後にはセンター長の案内で、いずれも茅葺き屋根の主屋、梅花書屋(表書院)、秋水書院(奥書院)を見学し、徳富蘆花の往時の生活を垣間見ることができました。 (鈴木英二)

2013年11月16日 (土)

京都 / 〈きんき民家塾〉 銘木について

11月16日㈯
京都市中京区・千本銘木商会
参加:22名

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銘木屋に入ると、さすがと思わせる床柱丸太が数多くあり、天然絞り、人工絞りの説明を受け、またその価格の違いにびっくりしました。目を奪われたのは神代杉です。色、模様は貫禄があり宝物のようでした。第2会場の酢屋は千本銘木商会の発祥の地であり、創作木工芸のギャラリーになっています。ここは坂本龍馬、海援隊の集会所でした。11月15日は龍馬の命日であり誕生日でしたので龍馬展が催されており、大勢のファンが訪れていました。興味の尽きない一日の最後に振る舞い酒をいただき帰路につきました。(小原公輝)

2013年11月10日 (日)

新潟 / 築100年の民家再生現場と 新潟の三つの庭園邸宅を巡る

11月9日㈯〜10日㈰ 新潟民家の会
新潟県新潟市
参加:21名

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  かねてより訪ねたかった新潟イベント参加が叶って、初日は民家再生現場を見学。ほぼスケルトンまで解体、基礎構造まで補強して、今の暮らしにあわせるリノベーションの現場でした。古いものを後世に残す気持ちが凄く伝わってきました。翌日は紅葉の映える新潟の豪農の館めぐりで、田上の田巻家、石油王の中野家住宅そして伊藤家住宅へ。スケールの大きい邸宅と庭園を堪能し、最後は日本で唯一現存するとされる三角形のお茶室を特別に拝観。新潟民家の会の方々の温かく優しいおもてなしに感激し、次は冬の越後を体験したいと思った旅でした。(猪伏寛記)

2013年11月 9日 (土)

埼玉/ 旧中仙道宿場町、本庄の「まち繕い」を見て、 明日を考える

11月9日㈯ 民家まちづくり部会
蔵のまち本庄:まちづくりイベント
埼玉県本庄市 参加:20名

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街道一の宿場街、養蚕・製糸で栄えた本庄には昭和期まで百を超える蔵があったが、今は半減。遺された蔵の脇の細い路地をいく筋もたどり、蔵を事務所、カフェー、美容院に活用した例を見て、中心街で繁盛した大料亭の明日を思索した一日でした。空き地ばかりの市街は寂しいが、見通しが良くなって、何故か垢抜けた感じさえする。今が歴史の薫る街並みや民家の面影を後世に遺せる最後の機。案内人の「本庄まちNET」戸谷代表の「街造りというより、まち繕い」の言に確かな手応えを感じた。 (渡辺征夫)

埼玉/本庄蔵のまち本庄の地元力!まちづくりと食文化の活性化を見る・聞く・食す

11月9日(土)
埼玉県本庄市
参加者 20名

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 JR高崎線の本庄駅で降りると、市民グループ「本庄まちNET」の戸谷さんが出迎えてくれた。さっそく町中を案内していただく。本庄は中山道の宿場町であり、明治から昭和初期にかけては生糸の生産・流通で栄えた。今も町屋や店蔵、レンガ蔵などが多く残っている。細い路地を通り抜け、創業百年の豆腐店では製造現場を見せてもらう。市内産の在来大豆「借金なし」を使った豆腐が有名。よもぎ饅頭の店にも立ち寄る。旧小森酒店の三つの蔵がある「宮本蔵の街」に到着し、二の蔵「café NINOKURA」で地元食「つみっこ」や「借金なし」の豆腐の昼食。一の蔵は戸谷さんの建築設計事務所、三の蔵はレンガ蔵で法務事務所。いずれも蔵を残そうとそれぞれが買い取って活用しているのだ。

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食後は開店早々の蔵の美容室「蔵髪Kurappa」へ。外観は衣替えせず、内部は重厚な柱や梁を生かしたモダンな空間だ。横浜出身のオーナーが「蔵で美容室をやりたい」と開店したという。最後は中心市街地の銀座通りにある旧料亭。多数の客室があり、規模が大きい。「いい活用法がありませんか」と戸谷さん。本庄も時代の変化で空き家が増えている。「私たちは“まちづくり”と言うより“まち繕い”の活動だと思っています」(戸谷さん)に同感した。(清沢和弘)

2013年11月 3日 (日)

静岡 / 〈民家の学校〉 森と木と家と

2013年11月2日㈯〜3日㈰
静岡県浜松市天竜区
参加:19名 

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 木材が森から家になるまでの過程を見学・体験するワークショップでした。1日目は、榊原商店・榊原正三氏の講話と伐採体験。月齢伐採の不思議な現象についてはただただ驚くばかりです。伐採体験ではとても苦労しましたが、「ベキベキ」と森に響く音をたてて木が倒れる様子は感動と充実感でいっぱいになりました。2日目は山主・守屋氏の講話、材木加工のTSドライ工場見学、天竜杉を用いた住宅見学と盛りだくさんの内容。日本の林業は厳しい状況ですが、協力いただいた方々のお話から、森林に対する熱い思いが伝わりました。木の生きたパワーを直接感じ、心身ともにリフレッシュできました。 (増田真由美)