イベント報告

« 2013年4月 | メイン | 2013年7月 »

2013年6月

2013年6月29日 (土)

埼玉/民家の応援団「雑巾がけイベント」

6月29日㈯ 民家再生推進委員会
埼玉県川口市
参加:3名 

Photo_10

 民家バンクには、預かっている民家が全国で48棟あります(8月現在)。ただ預かっているだけではもったいないので、会員が民家に触れ、関わることができるイベントを企画しました。
 川口にある築170年の民家で第1回目を開催。まずは皆で雑巾がけ、目線が細部へ届くことにより、敷居の底の堅木を発見し、埃だらけの廊下から美しいケヤキの木目がよみがえります。そのお茶をいただきながら御当主のお話を伺いました。
 全国にいろいろな民家の応援団ができると、楽しいですね。 (久保隆一)

2013年6月28日 (金)

福岡/<九州民家塾>八女手漉き和紙体験と八女・福島の町並み散策

7月28日㈰
福岡県八女市
参加:19名 

Photo_15

 前日の曇り空から一転、10時にはすでにジリジリと音がしそうな炎天下の中、19名のご参加に恵まれました。
 午前中は八や女め伝統工芸館にて楮こうぞを原料とした張りのある「八和紙」の手漉き体験を行い、オリジナルの和紙を製作しました。
 午後は重伝建地区である八女・福島を現地のガイドさんとともに散策し、職人文化の街の往時に思いを馳せました。山やま鹿が 灯とう篭ろう和紙を唯一継承する松尾さんの工房では貴重な和紙のプレゼントも戴きました。 (宮本 啓)

2013年6月22日 (土)

大阪/民家再生・移築相談会及び左官実演・体験会

6月22日㈯、23日㈰ 近畿地区事務局
大阪府豊中市
参加:28組 

Photo_2

 日本民家集落博物館にて民家再生相談会を行いました。室内ではこれまでの民家再生事例を写真で展示し、屋外では左官体験会、そして我社で月に1回練習をしているウクレレの演奏会も行いました。
 梅雨時で一時的に雨も降りましたが、概ね天候にも恵まれ、左官体験会では、順番をお待ちいただくほど多くの方に参加いただきました。お子様と女性の参加が多く、相談の数は多くありませんでしたが、楽しく賑やかなイベントとなりました。 (備後卓矢)

2013年6月21日 (金)

東京/金曜麹町倶楽部「郷土の食文化を語る」

6月21日㈮ 民家再生技術部会
東京都千代田区・JMRA事務局
参加:9名

Photo_5

 郷土料理を持ち寄り、由来や作り方について学びながら語り合う食事会となりました。10品ほどの料理が集まり、ザザ虫の佃煮といったレアなところまで、日本の隅から隅までの味に触れました。印象的だったのは、カラシレンコンで、辛子に白味噌を混ぜており、まろやかな辛さが癖になる味でし
た。また調理方法もレンコンを筒として辛子をトントン押し込んで作るので、意外な作り方だと感心していました。
 民家と食の関係を考えると民家の屋根の形が地方色を表すように、郷土料理もその地方の生活や文化を表す大切な要素であると感じました。(櫻井聡之)

2013年6月 8日 (土)

山梨/<民家の学校>民家を生かす

〈民家の学校〉
民家を生かす
6月8日㈯、9日㈰
山梨県甲州市塩山地区
参加:30名 

Photo

 1日目のワークショップでは石川工務所にて、茅を切断し束ねる作業と原寸大模型を使った茅葺きという貴重な体験をしました。また民家を再生した松前邸を見学しました。松前さん(JMRA会員)から再生時の気持ちをうかがい、また、現地で再生させたことで近隣の方々の関心も高まり、ひいては自宅を取り壊すことなく改修される人も増えたようです。2日目は雨宮棟梁による手道具の実演を見学し、一振り一振りに力強い姿を感じました。その後、受講生も切り倒した木を使い箸作りを行いましたが、思った形にできず四苦八苦しました。 (長谷健一)

2013年6月 5日 (水)

群馬/大間々の町並み見学 町家・食文化・醸造文化・芝居小屋を探索する

4月13日(土)企画:民家まちづくり部会

群馬県みどり市大間々町
参加:22名

030 008

醤油醸造の岡直三郎商店にて                ながめ余興場を見学

200年以上の建物を会員の一柳さん(設計)が手掛けた再生事例。その他、大正14年に開園した「ながめ余興場」、大きな木桶の並ぶ醤油蔵の見学や、大間々六人衆による土地を守る風土の話など、大間々町の至る所にある歴史の名残を探ることができました。

『風習を変えないことで“新しいもの”を取り入れるタイミングを逃しているのかもしれない。しかし、結果として古き良いものが残った。』という松崎さんの一言が印象的でした。
(山田夕湖)

2013年6月 1日 (土)

福島/いわき 大震災その後の現地を訪ねる

6月1日(土) 企画:民家まちづくり部会
福島県いわき市
参加者:17名
Dsc_0110_2 Dsc_0126_2 Dsc_0133

修復完成間近の被災民家を訪ねる        豊間地区で復興の現状を聞く            避難中の仮設・老健施設で厳しい現状を聞く

東日本大震災の現地を訪ねるのは、昨年4月の石巻に続いて2回目。最初に、海沿いの中之作地区で被災民家の修復に取り組んでいる中之作プロジェクト(代表:JMRA会員の豊田善幸さん)の現場を訪ね、完成間近の民家を見学。元網元の住まいというだけに、立派な神棚や豪華な室内の装飾がすばらしい。続いて、津波で大きな被害を受けた豊間地区の復興協議会を訪ね、復興状況の報告を受ける。地域外に避難している人も含め住民の結束を図るのに苦心していると言う。復興は道半ばだ。最後は、避難地区の楢葉町からいわき市に避 難している老健「楢葉ときわ苑」の仮設を訪ね、施設長から厳しい現状を聞く。「震災、原発事故は終わっていない」との発言に身が引き締まった。「被災地を忘れない」を心に誓った現地訪問であった。(清沢和弘)