イベント報告

« 2012年9月 | メイン | 2012年11月 »

2012年10月

2012年10月28日 (日)

神奈川 /蔵を賃貸住宅や 個人の住まいに

10月28日㈰
神奈川県鎌倉市
参加:30名
Securedownload1  鎌倉市にある移築再生蔵や旧里見邸(西御門サローネ)を見学し、蔵のオーナーから移築再生の経緯や苦労話をお聞きしました。秋田、山形の雪深い地方から移築した蔵2棟の事例は、いずれも太い柱、梁、棟木の存在感を生かし、事務所や住宅に再生した見応えのあるものでした。オプションの重要文化財止観亭(旧一条恵観山荘)見学も全員が参加。伝統に培われた“おもて
なし”の心をいただきました。
 1日でかなりの距離を歩きましたが心配した天候ももち、普段とは違った鎌倉の佇まいを堪能することができました。 (大塚 博)

2012年10月22日 (月)

福島/南・奥会津 会津田島民家再生Cafe巡りと昭和村木造校舎(昭和55年廃校)で活用方法を考えようの会

2012年10月13日(土)・14日(日)
福島県南会津郡南会津町ほか
参加:13名
 

昨年撮影された映画「ハーメルン」の舞台ともなった「旧喰丸小学校」の木造校舎が壊されそうなので一度見に来てください。というお知らせを頂いて、秋>深まる会津に行ってきました。

Dsc_0003 Img_4756 Dsc_0034_edited 写真は左から登録有形文化財「和泉屋旅館」   / 旧会津博物館   / 再生民家「原邸」の囲炉裏端交流会 

1日目は地元の大桃さんや奥会津博物館の渡部さんの案内で、会津田島のまちあるき。ハイカラな登録有形文化財「和泉屋旅館」で遊び心いっぱいの和洋折衷デザインを楽しんだ後、民家を再生した「SUEZO CAFÉ」でランチを頂きまました。それから腹ごなしに田島祇園祭りの屋台や大谷石造りの「旧マルワ医院」を巡って、またまた「CAFÉ JIMAMA」でティータイム。夜は恒例、会員の原さんの再生民家で地元の皆さんと、囲炉裏端での交流会。地元の美味しい食材と地酒で盛り上がり、囲炉裏で焼きあがるイワナの香り共に更け行く秋の夜を大いに楽しみました。

Img_1525_3Dsc_0009_2

写真は「旧喰丸小学校」                       参加者一同

そして、いよいよ2日目はからむし織りという伝統技法を伝えながら地域活動にも取り組んでおられる「NPO法人 苧麻倶楽部」の和泉さんと「旧喰丸小学校」を訪れ、校舎を見学。今後の活用や保存の方法について、互いに意見を交わしました。 その後、倶楽部の運営する「とあるカフェ」などの施設を見学。かつては地元のシンボルでもあった校舎をぜひ次代に伝えていって欲しい、と思いつつ会津の地を後にしました (公文 大輔)

2012年10月20日 (土)

埼 玉/ 上州古民家 蔵片付けワークショップ

10月20日㈰
埼玉県熊谷市
参加:5名
 
Kumagaya  利根川河川敷に面した素晴らしい環境の中に、大きな長屋門が格式を感じさせる庄屋屋敷がある。敷地内には、主屋のほかに3棟の土蔵があるが、今回は手始めに別の倉庫の中に保管された大量の古建材を運び出し、仕分けする作業を行った。今後、蔵の中に眠る品々を片付ける仕事が待ち受けている。  午後の作業後は、蔵や長屋門の見学をした。長屋門の年代は相当古いもので、曲がり梁がたくさん見られる。  長屋門の1階部分の土間スペースで、御当主の点ててくださるお抹茶をいただいたのが、風雅であった。(西本佳代子)

埼 玉/ 古材利用住宅完成見学会

10月20日㈯
埼玉県さいたま市
参加:20名
 
Photo_6  隣が公園でとても環境のよい埼玉の民家再生見学会に参加しました。
 設計のアルケドアティス・網野隆明さん(JMRA会員)の説明によると、移築ではなく東京・本郷に明治期に建てられた木造3階建の下宿屋の古材を利用したそうです。柱・梁はもちろん、階段の手摺を2階吹抜けの手摺に使ったり、階段の踏み板を玄関框して、さらにその下に石を再利用したりと、いろんな古材利用のアイデアが随所に見られました。網野奈々さんが作られたステンドグラスの照明器具にも古いガラスが使われていて、とても素晴らしかったです。 (将口泰輔)

2012年10月14日 (日)

東 京 /〈民家の学校〉 伝統技能・木工実習

10月14日㈰
東京都八王子市
参加:24名
 
Img_0250  場所は八王子市の小野田工務店。まずは小野田棟梁から在来工法と伝統工法の違い、金具を使わずに木をつなぐ「継手・仕口」についての講義。ノミの研ぎ方を教わって、いよいよ木工実習に。3班に分かれて4寸角の材木で「腰掛け鎌継ぎ」を作りました。初めノミを使う人も多く、苦労の末、凸凹が組み合ったときは感動!その後は、どの班の継手が強いかの強さ比べ。同プレカット品、棟梁が作った「追掛け大栓継ぎ」も交えて、上に何人乗れるか試しました。優勝の班には豪華賞品!?が進呈され、大いに盛り上がりました。 (笹川茂実)

2012年10月13日 (土)

秋 田/ 〈日本建築研鑽会〉 「特別」を体験する秋田講座

10月12日㈮〜13日㈯
秋田県仙北市角館周辺
参加:10名
 
Photo_5  非公開の建物や国宝修復現場など、特別許可を得て見学してきた研鑽会。特別すぎて「見学を公にしないで下さい」と言われることもある。今回も秋田県の登録事業者シーモアオカダデザイン、茂義さんの準備により多くの「特別」が用意されていた。秋田杉の林業地に入り精力的に活動する社長の話を伺い、内部非公開の重文民家内部で御当主の話を伺う。古民家を上手に取り入れた人気の秘湯では、特別な時間帯で参加者のみ入浴。角館の武家屋敷では、岡田さんの施工事例を解説付きで見学。本当にお世話になり、ありがとうございました。次回講座の「特別」は、ぜひ皆さんも体験して下さい。 (久保隆一)

東京・栃木/ 連続講座 「竹・茅・石・木」に民家を学ぶ 「茅」

11月16日㈮、17日㈯
講座:東京都中央区 35名
ツアー:栃木県那須烏山市 8名
 
R1023456  茅屋根保存協会前社長の吉村潤氏を講師に迎え、茅葺き屋根の特徴・材料・職人・作業・寿命など写真を交え具体的な話を聞きました。なかでも施工費については実例を挙げ使用茅数・職人数・施工日数を示し、さらに特殊な足場形状と難しい技術を紹介され、その大変さを知りました。翌日のオプショナルツアーでは使用されていなかった茅葺き民家を活用し、130名もの参加者を集め、活気ある稲刈りイベントが開かれていて驚きました。講師の吉村氏は豊かな人間性で、参加者を魅了しました。 (佐藤英夫)

2012年10月 6日 (土)

大 阪/ 〈きんき民家塾〉 民家まちなみ見学

10月6日㈯
大阪府東大阪市
参加:20名
 
Photo_2   東大阪・石切の山麓の池には、本来は暖地の海岸近くに生えている残存生物ヒトモトススキ(カヤツリ草の一種)が生えています。それらを観察してから大龍寺に行きました。黄檗宗の寺院で黄檗伽藍がよく残っている貴重な遺構です。この近くに数多く残る古民家のひとつに旧河澄家があります(南北朝時代に遡る有形民俗文化財)。次に見学した日くさ下か 貝塚は、縄文後期の墓が多数出土しています。出土した貝はセタシジミが大半で、縄文時代にはこの地が、淡水化した河内潟であった証しです。皆、縄文時代にタイムスリップした気持ちで帰りました。 (小原公輝)