イベント報告

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2011年8月

2011年8月 4日 (木)

第2回南会津の茅葺き集落探訪と囲炉裏端交流会

2011年7月30~31日.
福島県南会津町
参加:15名

_edited_2昨年に続いての南会津訪問でした。5月末に予定していたのが東日本大震災で延期となり、今回の実施となりました。会津鉄道・会津田島駅に集合、車に分乗してまずは南会津博物館へ。山村ならではの木地師が使った道具やかつての特産・麻やカラムシの織物などの展示され、敷地内には馬宿など数件の茅葺き民家が点在しています。囲炉裏には薪が焚かれ、地元の人の漬物とお茶の歓待が心にしみました。

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昼食は造り酒屋(花泉酒造)の再生民家イタリアンレストランで地元の食材と自慢の効き酒を頂きました。続いては、昨年に続き今回も企画に協力いただいたJMRA会員の原啓さんの再生民家を訪問。原さんは茨城県土浦市在住で福島や東京の病院に勤務するお医者さん。ご夫人ともども地元にとけ込んで地域おこしに力を入れています。夕刻から地元の「囲炉裏端の会」のメンバーも集まって来て囲炉裏を囲んでの交流会に。原夫人の豪快な手料理、またぎの方が持ち込んでくれた熊汁、釣り名人のイワナの串焼きに食欲も酒量もあがり、楽しい情報交換の場となりました。

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2日目は、温泉宿「さゆり荘」を出発して今回のお目当て、水引集落へ。国道から4キロほど入った山間に厩中門造りの茅葺き民家が7軒まとまって建っていました。規模も大きく、どっしりした構えです。屋根には野草が生えている部分もありましたが、NPO山村集落再生塾の主催で茅刈りツアーが実施され、その茅で差し茅が行われています。過疎高齢化で、このような支援がなければ茅葺き集落の維持は難しい状況です。民宿・離騒館で昼食を摂りながら、集落の実情を伺いました。

Photo_8最後に訪れたのは、福島第1原発事故被災地の子どもたちを1週間単位で迎え入れている「こめらの森」。NPO森の遊学舎が地元住民と協力し、廃屋民家を修復して実施しています。原発事故が子どもたちの心と体をいかに蝕みつつあるか、私たちに何ができるかを突きつけられました。来年もまた訪ねてみたい南会津の自然と人々の温もりです。

★原 啓さんのブログに今回のイベントが更に詳しく紹介されています。 http://blogs.yahoo.co.jp/yamamomiji_610/60943217.html