イベント報告

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2010年9月16日 (木)

京都/藤井厚二の「聴竹居」見学と大山崎界隈スケッチ散策

会場=京都府乙訓郡大山崎町
期日=2010年6月13日(日)

Photo_6当日は、梅雨入りしたばか雨の一日でした。JR山崎駅に集合しました。
今回のイベントは、天王山山腹青空に映えるむくりの家の「大山崎山荘美術館」と建築家藤井厚二の自宅であった「聴竹居(ちょうちくきょ) 」を訪問しました。これらの建物は、どちらもその背景にある自然を大事にしていました。
「聴竹居」は、「なんて健康的!」の一言です。裏山の地下から風の通り道を作り、風が室内の空気を浄化し、天井から抜けていくように考えられていたからです。
また、藤井厚二は、環境が人に与える影響についてシビアな考えを持っている人だったと思います。室内を循環する空気にも、読書の際に差し込む光にも敏感であり、開放と遮断の仕掛けが数々ありました。彼は自分の感覚に忠実で、独自の理論を組み立てる、ま
さに建築家というべき人だと思いました。
私にとって京都は遠い遠足でしたが、満足できました。実物を見て圧倒されたり、設計者の考え方に共感して尊敬の気持ちが膨らんだりと、期待以上のものがありました。
参加者のみなさんとは、多少、年齢の差はあったけれど、みなさんの輝く目は少年のようで、
打ち解けた気分で帰路に着くことが出来ました。
(長野県 小松希江)