イベント報告

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2010年7月

2010年7月 9日 (金)

東京/神楽坂路地裏散策

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神楽坂路地裏散策に30人が参加
 今年の通常総会会場は東京・神楽坂の「研究社英語センター」だというので、民家まちづくり部会が神楽坂の路地裏散策を呼びかけたところ、総会前の朝10時半、会員約30人が集まりました。
 神楽坂は、かつて隆盛をみた花街の風情を残す路地や石段、江戸から続く食事処などがある一方、最近は若者好みのフレンチやイタリアンの店もふえ、老若男女が訪れる東京の名所になっています。
 一行は、路地の左右に並ぶ飲み屋を眺めながら石畳を踏み石段を登り、芸者さんは25人に減ったけれど五軒残る料亭の建物を確認し、最後は狛犬ならぬ虎がお守りする「毘沙門さま」で記念撮影。その後は、京料理、うどんすきなどを楽しんで、総会会場へと向かいました。
神楽坂を歩いて総会に行こう」イベントは、遠方からの参加者にも好評でした


0001今回の路地歩きMAP

2_edited 兵庫通り _edited_2 石段 

2010年7月 1日 (木)

茨城県/かすみがうら市の茅葺き民家を訪ねる

会場=茨城県かすみがうら市出島地区
期日=2010年4月17日(土)

 民家まちづくり部会では、これまで5年間「茅葺き民家を訪ねるイベント」を石岡市八郷地区で続けてきましたが、今年は隣のかすみがうら市出島地区に場所を移しての開催でした。
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酒井邸

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JR神立(かんだつ)駅に集合した参加者26名は、貸切バスにて茅葺き民家6軒を回りました。
 最初に訪ねた家は、築約200年の狩野邸です。間口9間の大きな家で、筑波周辺独特の柔らか味のある茅葺き屋根が印象的でした。2軒目は酒井邸で、こぢんまりとした寄せ棟の美しい茅葺き民家でした。屋根の軒先が直線でなく柔らかく波打っている様には感動しました。息子さんが隣に今の住宅を建ててしまったのを残念がっていました。3軒目は広瀬邸、庭がよく手入れされおり、建物とマッチして情景がよかったです。茅葺き屋根の北側が傷んだため葺き替えを予定していたところ茅手さんが突然亡くなり、トタンで覆わざるを得なかったとのこと。

_edited_3狩野邸 _edited_7広瀬邸

昼食後は、小沼邸を訪れました。長屋門も茅葺きで、主屋を引き立てていました。茅葺きの軒先の「とおしもの」が美しい7層の縞模様を見せていました。郷士の家柄で、江戸末期には塾を開いていたとのこと。たくさんの塾生が学んだ広い座敷がありました。

_edited_6小沼邸 _edited_8椎名家

5軒目は1674年(延宝21年)に建てられた重要文化財の椎名家住宅。東関東最古の民家と言われており、今は無住ですが、この日バスで案内してくださった運転手さんがこの家のご主人で、子どもの頃はここで暮らしていたそうで、昔の暮らしについて話を聞くことができました。

Photo_5福田邸

最後の福田邸は、茅葺きの屋根に金色の銅板を被せてありました。維持が大変で、つい最近工事をしたとのことでした。

持ち主のみなさんは、それぞれ茅葺き民家を誇りに思っておられましたが、茅手の不足、葺き替え費用など、難しい問題を抱えているようでした。行政の支援が必要ではないかと強く思いました。
(埼玉県・友の会会員 那倉幸弘)