イベント報告

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2009年9月

2009年9月21日 (月)

新潟/「妻有アートトリエンナーレ」を訪ねて

9月5日、6日、越後妻有(つまり)地域(十日町市と津南町の760km2)で開催された第4回「大地の芸術祭(7月26日~9月13日)」を訪問。この催しは、過疎と高齢化に悩むこの地域の集落、田畑、雑木林、空き家、廃校に、世界各地の芸術家による350以上のアートが展示される3年に一度の世界最大級の芸術祭です。
 JMRAでは、3年前についで2度目の企画で、地元会員の案内で主に廃屋や廃校を舞台とした7カ所(作品番号;私の印象、23;ワイヤの廃屋、24;米粒の滝に霞む農家、233;西洋名画に擬した妻有風俗、234;暗黒の廃校、232;毛糸張りの廃屋、229;黒い館、33;流木造形の学校)を見ました。いずれも厳選された力作でしたが、特に23、24、232は廃屋民家に造形を施し、古い生活の記憶、賑わい、そして寂しさを多様に表現していました。

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Dsc_0044_edited_3 夕刻、山の頂の芝峠温泉「雲海」にいき、露天風呂から、下界に広がる棚田と幾重にも連なり広がる山波を堪能した後、闇迫る中を山間集落の会員所有の民家に移動し、地元会員の奥様方による数々の郷土料理で、夜の更けるのも忘れての宴となりました。
 翌朝は、海老(かいろう)集落の望郷の丘までいって妻有の山々の見納めをし、松代(まつだい)駅で解散となりました。
 参加者は20余名。初秋の丘陵、民家、棚田、森、谷、川と美術品を巡る100km余りの回遊、日本にはこんなにも美しい田園が在るのだと改めて認識した2日間でした。3年後に再度、企画されるとのこと、皆様の参加を強く推奨します。最後に、企画・運営の5名の地元JMRA会員と奥様方に深謝。(友の会会員 渡辺征夫)