イベント報告 イベント報告」

イベント報告

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。

  • 東京/Gallery徳の蔵でランプづくり

    情報誌民家『128』

    2023年11月3日(金)
    東京都世田谷区 参加:9名
    広報委員会

     移築された徳の蔵は、ご主人が集められた古建具に彩られ、入口の取っ手にまでこだわりが表れていました。また140年経った蔵戸の鍵が現在でも使えることに、移築の技術とそれを行う情熱にも感動しました。
     ランプづくりは、古い木製の糸巻きに、紅葉を和紙の間に挟んで貼り付けるのですが、これが思いの他難しく、奥様のご指導の下、皆で四苦八苦何とか完成。明かりを灯すと中々の出来栄えに。我が家で枕元をやさしく照らしてくれています。 (Y.K)

    情報誌民家『128』
  • 山梨/〈 民家再生ワークショップⅡ期⑤〉味噌小屋を移築する

    情報誌『民家』128号

    2023年9月23日㈯、24日㈰
    山梨県山梨市 参加:23名
    民家お助け隊、民家まちづくり部会

     今回の作業は北側にある四畳半ほどの味噌小屋の解体と移築です。すべての材に番付を行い解体し、改めてその場所を見ると、石垣の祠と沢が望める素晴らしいと空間でした。その後の移築作業は機械類を使わず、昔ながらの方法で水平をとり、小屋の位置決めに取り掛かりました。その間何度かハプニングがありましたが、その都度調整し、話し合いながら進められるのもこのワークショップならでは。お昼休憩では窯焼きピザを楽しみ、その後水糸を張ったところで終了となりました。(R.O)

    情報誌『民家』128号
  • 神奈川/松本記念館「老欅莊」(ろうきょそう)で日本の左官と瓦の再発見!

    情報誌『民家』128号

    2023年11月11日(土)
    神奈川県小田原市 参加:30名
    民家再生技術部会

     松永安左ヱ門(耳庵)の住まい「老欅荘」を、松永記念館ガイドと木村謙一氏、日高保氏の案内で見学しました。数寄屋造りの簡素な住まいで、案内により、遊び心がここかしこにあることがよくわかりました。
     幸い日本で唯一だるま窯で瓦を製造している共和建材 代表五十嵐清氏も同行されており、歩きながら瓦の違い、使い方について教えていただきました。木村氏と日高市の対談後は質疑応答も活発になされ、プラスアルファの知恵や情報が得られ、非常に有意義な時間を過ごせました。 (M.T)

    情報誌『民家』128号
  • 神奈川/<民家の学校⑤>森とくらしのつながり

    情報誌『民家』128号

    2023年11月4日~5日
    神奈川県小田原市
    参加:受講生20名

     今期の森林講座は、山林・市街地・ 海がほど良く集約され地の利に恵まれた小田原で2日間にわたり行われました。1日目は山主さん・森林組合井さんのお話をうかがいながらの森林散歩と、木こりさんによる伐採の現場を見学、また大山材木店さんにて製材の工程を教えていただきました。2日目は恒例の間伐体験を行い、市街地に店を構える竹広林業さんから小田原の地域活動や木育のお話をうかがいました。昨今の日常生活では漢じ難い「森と暮らしのつながり」を体感する良い機会になったと思います。(K.T)

    情報誌『民家』128号
  • 山梨/〈民家再生ワークショップ Ⅱ期⑥〉 味噌小屋を上棟する

    情報誌『民家』128号

    2023年10月21日〔土)、22日(日)
    山梨県山梨市 参加:24名
    民家お助け隊、民家まちづくり部会

     前回の味噌小屋の解体から続き、今回は基礎づくりから上棟、餅まきまでを2日で行う濃い内容のワークショップでした。現場は高低差が最大で1メートル近い勾配があり、当初低地側では土台まで束を立てる予定でしたが、石の積み上げだけで土台の支えを作りました。土台を載せると不思議と不安定な石もしっかり決まり、従来の工法の知恵の素晴らしさを感じました。土台が決まるまでは時間が必要でしたが、その後は一気に進み、餅まきまで完結。石と木材があれば多少の勾配があっても土台を作れる勇気をもらいました。(S.N)

    情報誌『民家』128号