神田の家
「神田の家」という千代田区の文化財をご存じでしょうか。戦前の材木商の家が東京・府中市に移築されていたのですが、当代のご当主が私費を投じて千代田区内の公園に再移築し、一般公開されています。
管理運営をされているスタッフからのご案内では、3月いっぱい雛飾りを展示されているとのこと。近くにお越しの際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
「神田の家」という千代田区の文化財をご存じでしょうか。戦前の材木商の家が東京・府中市に移築されていたのですが、当代のご当主が私費を投じて千代田区内の公園に再移築し、一般公開されています。
管理運営をされているスタッフからのご案内では、3月いっぱい雛飾りを展示されているとのこと。近くにお越しの際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
清水寺での見学会の終了後、京都四条、鴨川河畔の東華菜館で「若き担い手の会」を懇親会を開催。ヴォーリズ設計の店だったのですが、まあみなさん飲んだこと飲んだこと。先斗町での二次会、三次会も含め、楽しい交流の夜は更けていきました。
翌日曜日の午前中は、10月21日のブログで構造見学会の様子を紹介した、木造建築 東風(こち)の伝統構法新築住宅の竣工見学会を実施しました。内外を見学したあと、パソコンのスライドショーを利用してこれまでの経緯の説明がありました。材の伐採、葉枯らし、製材、棟上げ、造作、土壁など、長い時間をかけてていねいに作り上げられてきたことが感じられる説明でした。最後に、参加者全員が自己紹介と今回の研修の感想を述べあい、解散しました。

午後は、オプションとして希望者のみですが、左京区の花街、島原の町家と、以前お茶屋をしていた建物を見学する機会を得ました。これは、見学会参加者の縁でたまたま実現したものです。以下の写真は、島原大門近くの町家を利用したギャラリーのざわです。

次にお茶屋をしていたという建物を見せていただきましたが、現在のご当主は耐震性にとくに気を使って再生されたとのこと。以前棟続きで建っていた隣接建物が取り壊されてしまっているため、主に桁行方向の補強を行っているそうです。お茶屋に使われていた建物というだけあって、窓や建具などにたいへん凝った衣装が見られたのが印象的でした。

先週末、「民家再生若き担い手の会」の研修企画で京都に行ってきました。別件の所用のため前日午後大阪に向かったのですが、不幸にも例の架線事故による不通にぶつかってしまい、所用はキャンセル、なんと大阪まで7時間もかかってしまいました……![]()
それはともかく、翌土曜日の午後、京都・清水寺の解体修理現場の見学会を無事開催することができました。集合場所の仁王門前に集まった参加者は26名。今回見学させていただいたのは、馬駐(うまとどめ)、北総門(きたそうもん)、子安塔(こやすのとう)の3棟。いずれも国の重要文化財です。
最初に見学したのは馬駐。貴人が参拝した際に乗ってきた馬をつないだ建物だそうです。今でいう駐車場でしょうか。すっかり解体が終わった段階で、きれいに並べられた部材を見ながら、これから始まる復元工事のポイントなどの説明がありました。

次に見学したのが北総門。成就院という本坊の門で、ちょうど上棟式が終わったばかりの段階でした。

最後に見学させていただいたのが、一番奥にある子安塔。小ぶりな三重塔です。清水の舞台から見晴らせる山腹にあるため景観に配慮してか、足場を覆うシートに原寸大の絵が描かれているのがご愛敬でした。

なかなか見る機会のない重要文化財の修理現場であるのみならず、それぞれの現場でたいへん詳しい説明をしていただき、有意義な見学会になりました。ご案内いただいた京都府教育庁の白石さん、どうもありがとうございました。
広島県の登録事業者、平和建設の岡田吉弘さんが、事務局を訪ねてこられました。
岡田さんは、アグリインダストリーという農業法人を立ち上げ、紫色にこだわった農業や、備後いぐさの復活などに取り組んでいるそうです。サンプルとして、畳にならない短いいぐさを利用した「いぐさボード」と、ポリフェノールたっぷり、紫色の落花生「紫萌豆(しほうまめ)」を持ってきてくださいました。
岐阜県飛騨市から、会員の山田さんが事務局に来てくださいました。10月に開催予定の「民家フォーラム2010」についての打ち合わせのためです。テーマや内容についてはもちろん、開催日程、会場についても中身の濃い打ち合わせができました。10月中旬、飛騨古川のまちなみ、飛騨の匠、そして山田さんが関わっておられる「ひだ山村・民家活性化プロジェクト」などをテーマに開催する予定です。お楽しみに。
民家再生とは直接関係なくて申し訳ありませんが、うれしかったことを一つ。
だいぶ前にいただいたシクラメンが、今年花をつけました。かわいらしいけれど、どこか凛とした「真綿色」のシクラメン。まだいくつかつぼみがあるので、しばらく楽しませてくれそうです。
映画作家の大林宣彦さんが、当協会の特別会員に就任してくださいました! 大林さんは、広島県福山市の鞆の浦埋立て架橋計画問題において計画反対の立場を鮮明にするなど、伝統的景観の保存に関する発言を積極的にされています。民家協会関連では、2007年5月発行の情報誌『民家』54号で巻頭インタビューに答えていただいたほか、設立10周年を記念して2008年12月に開催した「民家フォーラム2008」においては基調講演をしていただきました。
大林さん、どうぞよろしくお願いいたします。
福島県会津地方の会員さんからご案内をいただきました。
事例紹介者やパネリストとして、会員の大沢匠さん、渡部喜美雄さんが参加されます。また基調講演は、「民家フォーラム」などでたいへんお世話になっております安藤邦廣先生です。冬の喜多方に、ぜひいらっしゃいませんか?
今年から新たに「民家の学校」校長に就任した横川超(よこかわ たける)さんが事務局を訪問してくださいました。写真中央、11期生募集チラシを持っているのが横川さんです。
「民家の学校」11期生は、2月15日締切で募集を始めています。民家のことを知りたい方、民家を体験したい方、どうぞ応募を!
http://www.minka.or.jp/school/
ちなみに、横川さんの向かって左隣は、民家再生相談員で事務局に詰めてくださっていた長房直さん。右は、事務局スタッフの馬場和美とその娘ののぞみちゃん、左端は、同じくスタッフの渡邊泉です。お見知りおきを![]()
2010年が明けました。みなさんどんなお正月を過ごされたでしょうか。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
事務局にも年賀状が届きました。その一部を会議スペースに展示しています。
また、今日明日で『民家』70号の発送作業が行われます。今は、『民家』本誌に『JMRA通信』や「民家の学校」11期生募集チラシなどを挟み込む作業をしています。
今日は、「民家の学校」の次期統括リーダーを務めてくださる海野悟郎さん(民家の学校10期生)が、事務局にいらっしゃいました。海野さんは木彫を長くしておられるそうで、今年の夏に彫られたというアオバズクをお持ちくださいました。スタッフの馬場とともに、記念にパチリ。
民家協会は、伝統構法の未来を考えていくために、他団体と協力して「これからの木造住宅を考える連絡会」を作っています。その構成団体の一つである「職人がつくる木の家ネット」のサイト上で、建築基準法改正に向けてのアンケートが行われています。
厳格化の一途をたどる法規制のもと、伝統構法を存続させていくためには、現場から声を上げていくことがぜひとも必要です。多くの方のご協力をお待ちしています。
きのう、スーパーJチャンネルの取材を受けました。来週火曜日(12月8日)、「Jのこだわり」というコーナーで放送されるそうです。よろしければご覧になってみてください〜。(金井)
先週木曜から週明けの月曜にかけて、何件かかけもちで出張してきました。
スタートは、飛騨古川。中央道松本ICから上高地に向かい、安房トンネルを抜けると一面の銀世界……。一瞬、真冬かと錯覚してしまいました。幸い道路には雪はなく、標高が下がるにつれて山からも雪が消えていきました。
飛騨古川を訪れるのは2回めなのですが、申し訳ないことにあまり前回の印象がない(^^;) 今回は、地元の観光協会の案内もあり、そのよさを十二分に堪能してきました。
1日めに案内していただいた、飛騨市宮川町種蔵集落の板倉群。
大きな地図で見る
こぢんまりした板倉が棚田に並ぶ風景は、あまり見たことのないものでした。ここらあたりの板倉は、類焼防止のために母屋から離れて建てられているそうです。
町中に流れ、鯉が泳ぐ瀬戸川は、住民が交代で清掃を担うことで、その清流が保たれているそうです。写真中央の櫛状のところに葉っぱなどがひっかかり、担当の住民は、左に見えている熊手ですくって、右に見えている木の箱の中に置かれたゴミバケツに捨てるとのこと。
今日は、民家再生相談員として、長野県諏訪市の田空間工作所の本城さんが、遠路はるばる来てくださいました。さわやかな笑顔をご覧あれ。
磐梯熱海温泉線駅でオプショナルツアーの貸切バスを見送ったあと、磐越西線、会津鉄道で南会津に向かいました。目的地は、前日の事例報告の際、ご自身の取り組みをフロアから説明してくださった会員さん(ブログはこちらを参照)の民家です。
会津田島駅に出迎えていただき、ほどなく目的地に到着。
周辺で、やはり民家を残す取り組みが行われている事例をご紹介いただいたりしました。

初めて訪問する会員さんのところに行くとつくづく感じますが、民家を愛し、それぞれなんとか残そうと取り組んでいる人は、全国に本当にたくさんいらっしゃいますね。しかも、民家フォーラムのテーマではないですが、地域おこしと一体で取り組んでおられる方がどんなに多いことか。民家協会の活動を通じて、そんな人たちがもっともっと横につながっていくことを願って、南会津をあとにしました。(金井)