事務局だより

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2011年10月11日 (火)

福島の子どもたちのために、今できること 「南会津・古民家再生プロジェクト」支援募金にご協力を!

◆放射能の不安で、外遊びもできない子どもたち
東日本大震災、大津波、さらにそれに追い討ちをかけた福島原発事故。「福島県内の状況は、震災復旧が手につかないほど、放射能汚染の不安が増大しています」(JMRA福島県民家の会代表 宗像智加枝氏)。今、福島の子どもたちは、外で遊ぶこともできず、学校へも放射線測定器を首に提げて通学するという状況にあります。たとえ原発事故が収束の方向に向かったとしても、一度大量に撒かれた放射性物質からは解放されず、長期間に渡って放射能と向き合って生きていくことが強いられています。

◆冬も暖かく使える民家に再生して、子どもたちを支援
福島県内では、子どもたちを放射能から守るさまざまな活動がなされています。そのひとつに、南会津郡南会津町で、廃屋となった古民家を再生して、福島県内の放射能が高く自由に外遊びができない地域から子どもたちを受け入れて、“子どもたちの外遊び支援事業”を展開しているNPO法人森の遊学舎(代表 大西琢也氏)があります。父母やボランティアの力で、腐朽した床を張替え畳を敷き、「夏の家」はひとまず完成。夏休みには1週間単位で子どもたちを受け入れ、自然の中で「こめら(こどもたち)の森・南会津」を実施。その森の遊学舎から日本民家再生協会に対して、「秋以降も休みの日に利用したい希望者が多数いる。しかし、冬に向かって温熱環境の改善が必要。冬も使える民家にするために、皆さんの経験と技術、力を貸してください」との要請がありました。民家協会はこの要請に応えて、薪ストーブの設置、囲炉裏と浴室の復元、温熱環境の改善など、冬でも寒くなく使える民家の再生を行うことにより、福島の子どもたちを支援していくことにしました。

◆空き家活用のモデル事例となり、地域活性化につなげよう
福島県の農山村では、過疎高齢化のもとで民家の空き家が増えています。地域ではこの空き家をどのように活用していくかが大きな課題となっています。この民家再生プロジェクトを通して、より多くの民家再生を支援し、それによって空き家活用のモデル事例となり、それが地域活性化にもつながる取り組みとなることを願っています。

NPO森の遊学舎の取り組み〉
2000年に群馬県東村と板橋区の地域間交流会「親睦の会」として発足しました。2002年にNPO法人格を取得、名称「森の遊学舎」として子どもたちの自然体験キャンプ、大人向けの林業体験プログラムの企画運営活動を行い現在に至っています。本年度はすべての通常プログラムを中止し、東日本大震災、特に福島第一原発事故による子どもたちへのケアを優先することにしました。現在は、南会津に放射線からの一時避難キャンプを立ち上げ、運営しています。「民家の学校」第4期(2005年)~7期(2008年)までのカリキュラムにあった林業体験を、森の遊学舎に委託しました。現在も「民家の学校」で恒例行事として続いている「ナイトハイク(サイレントハイク)」は、森の遊学舎のオリジナルです。

「南会津・古民家再生プロジェクト」支援募金のお願い

現地では、子どもたちが冬期にこの民家を利用するため、温熱環境の改善が必要とされています。現物寄付では足りない物資の購入等にあてるため、JMRAでは、新たに100万円を目標に「南会津・古民家再生プロジェクト」支援のための募金を募ります。民家協会は、「東日本大震災救援募金」より30万円をこの募金に繰り入れることを決定しました。どうぞ、ご協力をお願いします。

◆支援募金の振込先
下記の口座にお振込みください。振込手数料は無料です。
みずほ銀行 麹町支店 普通預金 口座番号1239336「日本民家再生協会 震災救援募金」
*メッセージ欄に「ミナミアイヅ(南会津)」とご記入ください。