情報誌「民家」

情報誌『民家』は、民家に関する初歩的な知識、民家をめぐる動き、民家再生の事例・体験記、民家バンク情報、民家活用・まちづくりの事例等々、広範な情報を提供しています。年4回発行です。

入会された方には『JMRA通信』と合わせてお送りしています。 ※ 見本誌申し込みはこちらから

2011年10月18日 (火)

79号/2011年季刊「秋」10月1日発行

79_2

表紙:長野県白馬村
撮影=林 安直(長野県)
  • インタビュー 降幡廣信さんに聞く 今なぜ民家か「民家フォーラム2011in信州」にむけて
  • 「民家フォーラム2011in信州」記念特集 長野県下の民家再生事例
    再生事例1/親・子・孫3代が集うふるさとの家・・・林 正道
    再生事例2/若い家族が民家再生で夢を実現・・・斉藤洋一
    古材利用事例/人が集まる空間、喫茶・食事処「夢屋」・・・本城将道
  • 環境と民家に学ぶ自然エネルギーの利用・・・木村建一氏の講演より
  • 住みよい民家再生のための工夫 土壁は22世紀の建材なり…古川 保
  • 日本の住まいと自然素材 スギ・・・・・・杉岡世邦
  • この人この仕事 曳家 恩田忠彌さん
  • 小さな茅葺き民家を住み継ぐ 千葉県南房総市千倉町の後藤さんを訪ねて
  • JAMRA被災民家修復支援活動(福島・茨城・長野)
  • 移住した民家から広がる地域・移住者とのつながり・・・北折佳司
  • JMRAイベント報告
  • TOPICSかやぶきシンポジウム2011
  • クイズ 動物in民家
  • 書籍「京町家拝見」/「江戸に学ぶエコ生活術」/「アグリ・コミュニティビジネス」
  • 民家の店・民家の宿 とんかつ屋「麓庵かつ玄」/旅館「まるも」
  • 「JMRA民家バンク」情報
  • 「民家フォーラム2011in信州」協賛広告・名刺広告
  • 事務局NEWS

2011年7月 5日 (火)

78号/2011年7月1日発行

78_2

京都府美山町
撮影=吉井幸男(京都府・正会員)
  • 築200年の民家を保育園として再生
  •         
  • 民家再生事例/小さな蔵の家 移築した蔵と地元の材でつくる家
  • 江戸中期建築の国指定重要文化財 高麗家住宅
  •         
  • 和のしつらえ
  •         
  • 住みよい民家再生のための工夫/古民家の再生と耐力壁 土間と筋交い、合板の違い
  •         
  • 「金澤町家」の保全と活用
  • 日本の住まいと自然素材/和紙
  • この人この仕事/庭師 中村 寛さん
  • 日本民家再生協会(JMRA)2011年度通常総会報告
  •         
  • JMRAによる被災民家の修復支援活動
  • TOPICS/安曇野スタイル/安藤邦廣氏 日本建築学会賞を受賞
  • クイズ 動物 in 民家
  • 書籍紹介/『古民家遊々』、『檜』、『古民家の風』
  • 民家の店 民家の宿/イタリアン「千本松・沼津倶楽部」、古民家民宿「木治屋」
  •         
  • JMRAイベント報告
  • 「JMRA民家バンク」情報
  •         
  • 事務局ニュース

2011年4月19日 (火)

77号(2011年4月1日発行)

771 千葉県茂原市
撮影=保川久夫(千葉県・正会員)
  • 兜造り民家群の町のまちおこし
  •         
  • 民家再生事例/北海道開拓の歴史を次世代に継ぐ
  • 讃岐の原風景
  •         
  • 住みよい民家再生のための工夫/太陽光の熱を蓄えて逃がさない
  •         
  • 建て主参加の民家再生
  • 日本の住まいと自然素材/竹
  • この人この仕事/塗師 巣山定一さん
  • JMRAイベント報告
  • 「JMRA民家バンク」情報
  • TOPICS/伊豆石の蔵保存活動、旧日光街道幸手を感じる会活動報告、
    魚沼民家塾,石巻市北上川葦刈り体験、
    「住宅と景観の調和」研究会での取り組み
  • クイズ 動物 in 民家
  • 書籍紹介/『ちょっと前の日本の暮らし』、『石場建て伝統構法の家建ててます』、『民芸運動と建築』
  • 民家の店 /農家レストラン四季の里「凛菜・上の家」、古民家で音楽と陶芸の宿「御宿「花の木」
  • JMRAの「学校・塾」
  •         
  • 事務局ニュース

2011年1月 6日 (木)

76号(2011年1月発行)

Cover_76 秋田 五城目町蛇喰
撮影=桜庭文男
  • 「民家フォーラム2010 in 飛騨市」ー民家を生かす、地域をおこすー
     調査・活動報告「ひだ民家の今とこれから」
     事例報告
  • 民家再生事例/小瀬戸の家 建築家が住まい・アトリエとして再生した民家
  • 住みよい民家再生のための工夫/「民家は寒い」からの脱却 床下暖気循環システム
  • 日本の住まいと自然素材/柿渋
  • この人この仕事/樵(きこり) 田中孝次さん
  • REPORT 伝統技術再生活動の現場/伝統構法の危機的状況を打開する
  • 英国中南部の古民家を巡って
  • JMRAイベント報告
  • 「JMRA民家バンク」情報
  • TOPICS/日系3世の大臣が来日、伝統文化を視察
  • クイズ 動物 in 民家
  • 書籍紹介/『宮大工と歩く奈良の古寺』、『だるま窯ができた』、『古民家の四季』
  • 民家の店 民家の宿/季節の料理と古民家の宿「竹林奏」、伊太利亜炭火焼き料理「ドマノマ」
  • 事務局ニュース
  • 小さなかやぶきの里を訪ねて

2010年11月11日 (木)

75号(2010年11月発行)

Cover_75 「筑波派」の茅葺き民家
(茨城県かすみがうら市出島地区)
撮影=清沢和弘

巻頭インタビュー
民家は活用してたくさん残してほしい

建築文化史家/一色史彦

私の民家の原体験は、終戦直後の5歳から10歳頃のことです。茨城県の土浦市内に住んでいたのですが、食料不足の時代で両親に付いて近在の農家によく買い出しに行きました。いもや野菜などを母の反物と交換で手に入れ、帰り道で振り返ると、茅葺きの農家から夕餉の準備で湯気や煙が立ち昇るのが見えて、「ああ、豊かだな」とうらやましく思ったものです。
私は、建築史の勉強をしていた大学院生のときに民家調査をしましたが、そのときに初めて実物に手で触れて、民家の奥行きの深さを知らされました。その喜びは、書物を読んで知るのとは全然違うものでしたね。
その後、茨城県の文化財保護審議会の専門委員や審議会委員として県内の民家調査に当たり、これまで10軒の民家を国の重要文化財指定にすることができました。当時、調査をさせてほしいと農家にお願いすると、ほとんどが「見せるほどの家ではない」と断られましたね。ですから、最初は外側だけでも調査させてくれと頼んで始めるのですが、そのうち気持ちが通じてきて、ご主人が「おれは本当はこの家が好きだ」と言って家の中を案内してくれるのです。

それでも、重要文化財指定となると、断る人が多かった。そういう人が、後になって「壊さざるを得なくなったけれど、行政で引き取ってもらえないだろうか」と私のところに相談に来るのです。価値あるものだということに気付いているのですね。それで、あちこちの町や村に声をかけるのですが、どこも引き受けてくれません。つい「私が引き取りましょう」と言ってしまうのですから、8軒の民家を解体費個人持ちで引き取り、家内の実家の農家に倉庫を建てて保管することになってしまいました。(後略)

全文を読む(pdf 248KB)

Face_75

いっしき・ふみひこ

1940年東京都生まれ。1963年東京大学工学部建築工学科卒業、1968年同大学院博士課程中退。1968 〜82年東京都立大学に勤務し、その間東洋大学、筑波大学で日本建築史および都市史の講師を務める。1980年建築文化振興研究所を設立(土浦市)。1982年常陸七福神、1992年佐竹七福神を設立。
茨城県文化財保護審議会委員のほか、各地の地域総合開発計画委員会委員など各種の委員を歴任。民家、神社仏閣に関する調査報告は多数にのぼり、建築文化史家として、また七福神語り部として講演活動を行っている。

  • フォト・レポート「民家フォーラム2010 in 飛騨市」
  • わが地域の民家 (13)/広島県西部(芸州)の茅葺き民家 上田進
  • ようこそ民家園へ (4)/いにしえの千葉の風景と生活を再現 千葉県立「房総のむら」 三宅義昭
  • 民家暮らしのすすめ/私の体験から 松前俊顕
  • 仲間の協力を得て手づくりの民家再生 埋橋忠彦
  • 淡路町煉瓦蔵保存運動の取り組みと成果 大沢匠
  • 民家の宿、民家の店
  • 読者のひろば/民家ネットワーク
  • 書籍紹介 『それでも「木密」に住み続けたい』
  • 「JMRA民家バンク」情報
  • JMRAイベント報告
  • 『民家』編集の13年を振り返って 清沢和弘
  • 『民家』総目次(No.50 ~74)
  • 事務局ニュース
  • 小さなかやぶきの里を訪ねて 森田伊佐