民家再生相談

民家再生相談

JMRAでは、民家再生や民家バンク等に関する相談を常時受け付けています。相談はJMRAの登録事業者がボランティアで対応していますので、まずは事務局までお電話ください。(TEL:03-5216-3541)
受付は、月〜金曜日の午前10時〜午後5時です(土日、祝祭日、8月中旬、年末年始は除く)。 事務局にご来所いただき直接相談することも可能です。
※ ご来所の際には事前にご連絡ください。

   
第1月 和田 勝利
(株) 和田工芸  建築業、設計事務所
〒346-0033埼玉県久喜市下清久679-9
TEL:0480-22-4119 FAX:0480-22-4139
E-mail:wadakogei@wadakogei.co.jp
WEB:http://www.wadakogei.co.jp/
古民家再生(移築再生、現地再生、改修)、現代の民家(新築)、増改築、リフォーム。ムクの木材にこだわり、大工の手仕事にこだわり、体に害のない住まいづくりを心がけています。
第1木 Consul_den_2 本城 将道
(有) 田(でん)空間工作所 社寺、民家、住宅の設計施工
〒392-0003長野県諏訪市上諏訪13187-1
TEL:0266-58-6602 FAX:0266-58-6602
E-mail:denkukan@po29.lcv.ne.jp
WEB:http://www.lcv.ne.jp/~denkukan/
平成の時代に生きる私たちにとって、100年、200年前の建物に触れ、再生するにあたり、先人たちの想像力・技術力に感嘆するだけでなく、私たちがこの時代に生きたという「あかし」をその建物に付け加えることができたら、と考えています。
第1金 Consul_nagafusa 長房 直
長房建築設計事務所 建築設計、監理
〒261-0012千葉県千葉市美浜区磯辺1-46-6
TEL:043-278-0341 FAX:043-278-0384
E-mail:nao@cnc.jp
次代に引き継げる住まいづくりを目指しています。住みにくいと言われる古民家も、設備改善や断熱・耐震補強をすることで、快適で魅力あふれる住まいに再生できます。ご一緒に夢のある住まいづくりをしませんか?
第2月 Consul_osawa 大沢 匠
(有) O設計室  建築設計・監理
〒248-0011神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-10-6結の蔵壱
TEL:0467-61-3013 FAX:0467-61-3053
E-mail:mail@o-sekkei.com
WEB:http://o-sekkei.jp/
建て主の想い、夢を受けとめて形にしていくという建築家としての基本的な姿勢をつらぬいてこの30年間仕事をしてきました。民家再生にあたってもこの姿勢は変わりません。家族の、地域の歴史を未来につなげたいものです。
第2火 新居 誠之
(株) 和(やまと)設計事務所  建築設計・監理、都市計画
〒162-0814東京都新宿区新小川町1-15池田ビル7階
TEL:03-3260-2166 FAX:03-3260-2187
E-mail:arai@a-yamato.co.jp 又は info@a-yamato.co.jp
WEB:http://www.a-yamato.co.jp/
公共建築(主に社会教育施設、福祉施設)、集合住宅、個人住宅、店舗、住宅地開発、まちづくり等あらゆるジャンルの設計を行っています。集合住宅の建て替えや各種建物の改修設計も増えてきました。
第3月 松井 英子
松井建築研究所  建築設計・監理、民家再生、民家調査
〒151-0051東京都渋谷区千駄ヶ谷5-11-9
TEL:03-3355-1254 FAX:03-3355-1255
E-mail:matsui-k@topaz.ocn.ne.jp
WEB:http://www.h2.dion.ne.jp/~matsuik/
長き時を人々の生活と共に生き抜いてきた民家の力強さ、良さを現代に生かした民家再生の設計を行います。耐震診断、耐震補強に力を入れた民家再生を行っています。
第3火 芹田 健嗣
(株) エフアンドエフ  建築設計・監理
〒145-0073東京都大田区北嶺町15-8フォーラム北嶺205
TEL:03-3726-2630 FAX:03-3726-2658
E-mail:fandf@earth.interq.or.jp
WEB:http://www.interq.or.jp/earth/fandf/
戸建て住宅・マンションのリモデル(リフォーム)を主な業としています。特にオーダーメイドの収納ファニチャー(キッチン、クローゼット等々)には経験と自信があります。「あなた(施主)と居心地良いを作りたい」をモットーに日々様々なことにチャレンジしています。
第3水 細野 良三
ほその建築設計室  建築設計・監理
〒515-2514三重県津市一志町小山894
TEL:059-293-3969 FAX:059-293-3969
E-mail:y_hosono44@ybb.ne.jp
住まいづくりは、その家族が自分らしく生き、暮らす居心地の良い空間をつくることだと思います。その地域の風土に根ざし、「住み手・使い手の立場」で、住む人が主体的に住まいづくりができるような環境をつくることが設計者の役割だと考えます。
第3木 杉浦 干城
一級建築士事務所 WHAT  建築設計・監理
〒165-0027東京都中野区野方2-61-9
TEL:03-3385-5728 FAX:03-3385-5728
E-mail:sugiura-sora-0-5-0-5@k2.dion.ne.jp
現代の民家、民家再生に携わって30年が経ちました。古民家の風格を失わない範囲で、機能的且つ、モダンなデザインで民家再生したいと考えています。
第4月 佐藤 英夫
(株) ヴィーベレ  建築設計・監理
〒121-0011東京都足立区中央本町4-5-12
TEL:03-3886-2261 FAX:03-3886-1850
E-mail:info@vivere.ne.jp
スクラップ&ビルドへの疑問から、長生きする家づくりを目指しています。民家も長屋もマンションも、主(あるじ)と時代が求める変化に対応し、世代を超えて暮らしや文化と共に引き継ぐお手伝いをします。
第4水 掛端 明光
(有) あさひ古民家古材センター  古材の販売、古民家紹介(解体)
〒297-0232千葉県長生郡長柄町中野台宮脇175
TEL:0475-35-1678 FAX:0475-35-4703
E-mail:a.kake@f3.dion.ne.jp
WEB:http://kominka.cart.fc2.com/
雪深い地方の長年囲炉裏にいぶされた太い柱や梁、また重厚な蔵戸等、常時多数取り揃えております。
第4木 松永 和廣
(有) 松永和廣設計事務所  建築設計・監理
〒424-0012静岡県静岡市清水区下野西4-5
TEL:0543-67-4774 FAX:0543-67-6558
古民家というのは個人のものであるというのは当然ですが、50年後、100年後の我々の子孫に古民家を残していく事も我々が行う大切な仕事の一つです。手入れをすればするほど美しく愛着のわいてくる古民家を、これからも沢山残していきます。
第4金 峯村 洋
高木建設株式会社  設計監理、施工
〒380-0961長野県長野市安茂里小市1-3-31
TEL:026-226-6061 FAX:026-228-5459
E-mail:takagicc@yacht.ocn.ne.jp
WEB:http://www.alps.or.jp/takagi/
古き良きものを見直そうと古民家や自然の材料、古材をリサイクルして、昔ながらの伝統技術や職人さんの技能を生かした“住む人にやさしい本物の家づくり”を提案しています。
        

民家再生のいろいろ

民家再生には大きく分けて4通りの方法がある。古民家が建っている場所で再生する現地再生。いったん解体し、別の場所へ運搬して再生する移築再生。建物の傷みがひどかったり、敷地の制限などから一部しか残せない場合に、新築と組み合わせ部屋単位で再生する部分再生。構造材の一部として、新しい材と組み合わせて使う部材利用がある。

1.現地再生

Saisei_1 現地再生は、建物の傷み具合や再生後の使い方や住まい方、間取りによって、その工事の中身が大きく変わる。一度建物をすべて解体しなければならない場合もあれば、簡単なリフォーム程度に収まる場合もある。コスト節減などから、できるだけ半解体にとどめ、現状を残しながら修復する方法をとることが多い。基本的な構造は変えないため、建物の歪みの修正、腐った部材の交換や補修が工事の多くを占めることになる。いわゆる仕口や継手などを加工する本工事の量が少なくて済むため、工期も短くてすむ場合が多い。建物を解体せずに基礎を交換・修理するために、建物全体を持ち上げる揚家(あげや)や横方向に移動する曳家(ひきや)を行うこともある。

2.移築再生

Saisei_2 移築再生は全解体した建物の構造体のほとんどを使用レかつ建築場所を移勤して再生することである。移築する建物については、自分で見つける必要がある。敷地条件や間取りによって、建物の一部を削ったり増築したりすることも多い。この整合性を確認し、歪みを補正したり全体のバランスを見るために、仮組み(建て方前に梁組みを中心に試験的に組み上げること)を行うことも多い。移築再生では建築基準法等をクリアするため、従来はなかった筋違や金物が使用されることもある。すべて昔のまま再生するというのではなく、新しい技術を取り入れたり、空間構成を変化させたりと、現代のライフスタイルに合わせた設計が可能である。

3.部分再生

Saisei_3 部分再生は移築再生の一つであるが部屋単位で新築建物に組み入れ、再生することである。


4.古材利用

Saisei_4 古材利用は解体された建物の柱や梁を新築建物の部材として使用したり、別々の建物の古材を組み合わせて1軒の建物を建築したりすることである。仕口の加工は新たに行う。


民家再生工事のながれ

民家再生の工程は、基本設計や実施設計を行う設計の工程と、実際のエ事を行う工程に分けることができる。延べ床面積が45坪程度の民家再生は、おおよそ1年程度の時間がかかる。移築再生の場合はこれ以外に再生する民家を探す時問が必要となる。古材利用の場合は、古材をどのように活かすか、基本計画の時点で設計者と相談しながら古材を探すことになる。

設計には、おおよそ基本設計に2か月、実施設計に2か月程度かかる。最初に行う民家調査は、対象となる民家が再生に値する民家か、建築士が考えている予算内で工事を行うことができるか等を判断するための基本的な調査である。移築再生の実施設計時に行う調査は、実際に再使用する部材や方法を具体的に選定するための調査である。番付けや解体時にも詳細な調査を行うことがある。番付けや解体は再生工事の直前に、再生工事を担当する大工が行うことが望ましい。実際は、民家所有者の都合により、設計を始める前や、設計途中で解体しなければならないことも多い。この際の保管状態が、後の工事にも影響するので、雨がかからない風通しのよい場所で保管するなど十分注意する必要がある。

再生する民家の状態にもよるが、概して移築再生のほうが時問がかかる。新材と組み合わせるために新しい仕口を加工したり、内装用の古材を加工したりする木工事の量の多少がエ期に大きく影響する。

大量生産されるハウスメーカーや在来本法の住宅に比べれば、どうしても民家再生には時間がかかる。この時問をどう考えるかは、その後の生活の質をどう考えるか、子供にどのような家を残すか、住み手の考え方次第といえる。