民家再生事例

2016年11月21日 (月)

A邸

160263

信州飯田の蔵を移築。100年を経ているにも関わらず、腐れなどのダメージも少なく、非常に良い状態であった。再生にあたっては、居間部分の天井を取り吹抜けに。玄関と和室は違和感なく増築し広さも確保。また蔵戸を再利用したり、ホゾ穴を埋め木しない、置き屋根を踏襲することで、雰囲気を活かした。時間を掛けて丁寧に設計・再生した蔵。


続きを読む "A邸" »

川辺の家

160260

先祖伝来の家を修復したいというご依頼から、現地調査。傷みが激しく、使える部材は全て使うことを条件に、いったん解体して組みなおす方法を取った。新規材は、地域の国産杉を使用している。昔ながらの雰囲気を残しながらも、水回りは現代の生活に合ったつくりにし、住みやすさにもこだわった。


続きを読む "川辺の家" »

鶯渓庵

160259

古材は、過去に手仕事で製材され煙でいぶされた添加物の無い理想の建材。新築にも自然素材を追い求めた結果、「心と体にやさしい、古材を使った快適な生活空間」が実現した。152年前に製材された牛梁とケヤキの大黒柱を構造材として使用し、古材が主役の民家となっている。


続きを読む "鶯渓庵" »

2016年11月18日 (金)

吉田農園「もてなしの蔵」

150258

所有者が大切に保存してきた蔵。東日本大震災と雹で外壁が剥落してしまった。修理にあたって農園来訪者のための喫茶・ギャラリー空間とすることに。壁は、木舞を組みなおし、土の捏ねから伝統的な作業手順で行った。道路拡幅で伐採されることになった欅は床などに再生。従来の仕上げを活かし、落ち着いた空間となった。


続きを読む "吉田農園「もてなしの蔵」" »

2015年12月 2日 (水)

3丁目の家

150249-1

道路計画により解体予定の家を移築再生。土間を入ると大黒柱が4本もある特徴的な民家で、再生後もシンボルとして生きている。大きな家だったため、広縁と土間を減築しているが、構造体はそのまま利用、また小屋部分にはロフトを新設し、子供部屋とトイレにしている。


続きを読む "3丁目の家" »

M邸

150247-1

4世代が集う空間を中心にしてプライベートな空間を放射状に配置することで、それぞれの独立性を確保した。それにより、良好な日照、通風も得られ健康で快適な住まいとすることが出来た。また、解体した民家の部材を積極的に活用しつつも耐震等級2(長期優良住宅)レベルの強度を確保した。


続きを読む "M邸" »

2015年11月27日 (金)

土間空間のある家

150241

柔らかさとねばりのある日本の伝統構法を存分に活かして再生した家。南側和室は耐震施工の後復元、東と北側の使用されなくなった古い部屋は、 民家の構成を生かしながら、リビングダイニング、大谷石敷き土間、そして図書コーナーへと連結する若家族のための新しい空間へ再生している。


続きを読む "土間空間のある家" »

府中の家

150237-1

耐震性に不安を持ち建て替えを検討していた家。調査の結果、構造部材の再生は十分であったため、基礎の新設と耐震壁の設置で耐震性を向上。外観はオリジナルを尊重し民家らしさを残しつつ、断熱材の施工や水回りの整備などで居住性も高めた。壁や建具に手漉き和紙を使用。


続きを読む "府中の家" »

下氷鉋の信州民家

Photo_6

弘化4年の善光寺地震の土石流によるとみられる西側への傾きに対して、できる限りの建て起こし不陸直しをおこなった。この地域は雪の少ない地域で細い梁柱であるため、柱の内側に壁を増設。断熱施工をしながらも従来の雰囲気は残した再生とした。上部壁は庭との調和を考え漆喰塗りに。


続きを読む "下氷鉋の信州民家" »

I邸

150235-1

建設地は駅至近の近隣商業地域で準防火地域のため、木部を表す下地を防火構造として建築主希望の伝統的「和」の意匠となるよう心掛けた。玄関を吹抜けとしたが、古材を水平構面強度確保するための繋ぎ梁として使うことで引き締まった空間とすることが出来た。


続きを読む "I邸" »